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女 性 編 |
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●精神的要因
精神的なストレスなどもその原因となります。仕事や人間関係の悩みなどが引き金になり、視床下部の働きに不調をきたし、下垂体への命令を一時的にストップさせてしまうことがあるのです。そのため、一時的に排卵が止まってしまいます。そのほか、睡眠不足・過激なダイエット・肥満なども排卵を止めてしまうことがあるので、注意が必要です。
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●高プロラクチン血症
授乳を促すホルモンであるプロラクチンの分泌が増えてしまうため、排卵を止めてしまうものです。排卵障害の原因の約20%を占めるといわれています。
胸が張って痛みがある、低温期から高温期に移行する際に時間がかかるなどはこれに当てはまるかもしれません。 |
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●卵巣膿腫
卵巣嚢腫は卵巣が腫れて袋状になり、そのなかに液体や粘液などがたまります。卵巣嚢腫はその内容物によって、漿液性嚢腫、粘液性嚢腫、皮様嚢腫、チョコレート嚢腫があります。無色透明の液体がたまった漿液性卵巣嚢腫がもっとも一般的で全体の半分以上を占めます。若い女性に多く発生し、良性の場合がほとんどです。
チョコレート嚢腫は子宮内膜症による嚢腫で、古い血液がたまり、チョコレート状にどろどろしているものをいいます。悪性ではありませんが、周囲組織と癒着して、下腹部痛や腰痛、月経痛などが強く現れて辛い症状を伴います。
卵巣嚢腫は現在、西洋薬で治療する方法はなく、手術によるものが一般的です。
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●子宮内膜症
月経は膣を通して体外に排出されますが、その出血とともに剥がれた子宮内膜が卵管を通って腹腔内へ入り、卵巣や卵管、直腸などに付着して、そこで生育して増殖する場合を子宮内膜症といいます。子宮内膜は卵胞ホルモンによって増殖しますが、子宮内膜症の組織も同様に毎月の月経周期で増殖し出血するので、腹痛や腰痛を伴い、卵管などに癒着も引き起こします。
重症の子宮内膜症では、卵巣にチョコレート嚢腫ができたり、卵巣や卵管の周囲が癒着し、排卵も抑制されてしまうことも少なくありません。
西洋医学としての治療法には卵胞ホルモンと黄体ホルモンによって、一時的に月経を止める偽妊娠療法や男性ホルモンを内服する偽閉経療法などがあります。
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卵管内部は細かいひだや繊毛がびっしりと生えていて、受精卵に栄養分を補給しながら、子宮へと運びます。卵管に炎症があって詰まったり、その機能がうまく働かない場合は妊娠できません。卵管障害による不妊症は多く、女性側の原因の30%にものぼるといわれています。
卵管に炎症を起こすのは淋菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などで、抗生剤によって炎症は治まりが、そのあとに癒着が起こると卵管閉塞などの後遺症を残してしまうのです。 |
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卵管の先端の卵管采では卵巣から飛び出した卵子をキャッチし、卵管に取り込む働きがありますが、ここに癒着などがあると卵子をうまく捉えることができず妊娠できません。これをピックアップ障害といいます。
子宮卵管造影検査など卵管の疎通性を調べる検査は治療効果もあり、検査のあとに妊娠する人も少なくありません。また、両方の卵管が閉塞している場合には体外受精の適応となります。
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子宮頚管粘液は別名「おりもの」または「帯下」(たいげ)ともいい、精子はこの頚管粘液を泳いで卵と出会わなければならないので、頚管粘液の量や質が悪ければ精子が卵まで辿り着くことが非常に困難になります。
質の良い頚管粘液は半透明でやや粘り気のある粘液で、指に付けて伸ばすと10cm位伸びる位とされています。また頚管粘液は常にごく微量ながら分泌していて、排卵の時期が近づくにつれて徐々に量が多くなり、次第に質の良い頚管粘液が分泌していきます。質の良い頚管粘液が分泌するということは卵胞の質も良いということに繋がりますので、排卵期にはこの頚管粘液も忘れずにチェックしてください。
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●抗精子抗体
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抗体とは、外部からの侵入物を攻撃し排除しようとする体内に作られる物質のことです。精子を標的とした抗体を抗精子抗体と呼びます。普通、精子に対しては抗体は自然には作られないのですが、抗体が体の中にできてしまうことがあります。
この抗精子抗体ができると、頚管粘液、子宮腔、卵管内、卵胞液内にも出現し、精子をブロックして動かなくするように働きます。精子が子宮の頸管から子宮内に入って行けなくなったり、あるいは精子が入ってきても抗体で動けなくなってしまい、卵管にたどり着けなくなってしまいます。抗精子抗体は血液検査で調べることができます。抗精子抗体が陽性でも、妊娠をあきらめることはまったくありません。 |
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対処としてはコンドームの使用で3〜6カ月間、夫の精液との接触を断ち、女性の側に抗体をつくらせないようにする方法のほか、人工授精や体外受精があります。
免疫性の問題としては抗精子抗体の他、抗核抗体や抗リン脂質抗体などがあります。
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