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茯苓杏仁甘草湯・ぶくりょうきょうにんかんぞうとう −金匱要略− |
| 薬味構成 |
茯苓、杏仁、甘草
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| 適応 |
気管支喘息 |
肺気腫 |
自然気胸 |
胸膜炎 |
| 心不全 |
狭心症 |
心筋梗塞 |
心臓弁膜症 |
| 心臓神経痛 |
肋間神経痛 |
肺水腫 |
浮腫 |
| ネフローゼ症候群 |
慢性胃炎 |
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| 病位 |
少陽〜太陰
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| 虚実 |
虚証
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| 十二臓腑配当 |
心
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| 方意 |
●上焦の水毒;胸中痞塞感・息切れ等
●水毒;尿不利・浮腫
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| 目標 |
胸痛、背痛、胸中がつまり塞がったように苦しみ、心氣亢進、呼吸促迫、喘咳など何れかがあり、脉沈微のもの。
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| お薬の飲み方 |
■少量のお湯でお飲み下さい。
■吐き気のある時はお水でお飲み下さい。
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| 症例 |
−漢方処方・応用の実際より引用−
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看護婦Fさんが、かつて急に動悸がおきて顔面蒼白になった。診察すると脉数のほか特に所見がない。中肉中背ながら体質的に虚弱なので、本方加龍骨牡蛎を奨めたところ、2,3日で完治した。前日幼い甥に付き合って、ジェットコースターに乗ったためだったという。
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| 選薬条件 |
胸痺といって、胸中に気が塞がり、呼吸促迫するものに用いる。同じような症状が悪心・嘔吐、しゃっくりを伴うものは橘皮枳実生姜湯が良い。
本方は心臓障害や気管支喘息による症状に用いられ、橘皮枳実生姜湯は胃障害のあるものに用いられる。
似た証に木防已湯があるが、本方証のほうが虚証。
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| 備考 |
原典には「胸痺(にて)、胸中の気塞(ふさが)りて、短気(息切れ)するは、茯苓杏仁甘草湯を主(つかさど)る」とある。
吉村得二氏は、本方を狭心症に用いた。また、田代桂子氏は、義兄の心筋梗塞を本方え延命せしめた。
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