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牛車腎気丸・ゴシャジンキガン −済生方−
加味腎気円・カミジンキエン |
| 薬味構成 |
熟地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、茯苓、牡丹皮、桂皮、加工附子、牛膝、車前子
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| 適応 |
下肢痛 |
腰痛 |
痺れ |
老人のかすみ目 |
| かゆみ |
排尿困難 |
むくみ |
頻尿 |
| 病位 |
太陰病
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| 虚実 |
虚証
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| 十二臓腑配当 |
腎
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| 方意 |
●腎の虚証による尿不利、蛋白尿、燥証による口渇、兎糞状便秘
●水毒による下肢の浮腫、手足の冷え
●気の上衝による頭痛、のぼせ、心悸亢進、息切れ
●血証による出血貧血
に対する方剤です。
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| 目標 |
下肢の痛み、腰痛、下肢の浮腫などに重点が置かれています。老人の腰痛、特に男性によいようです。
尿利の減少、蛋白尿に重点を置いて若い女性に本方を使い、扁桃腺炎後の腎炎、産後の腎炎にも応用できます。
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| お薬の飲み方 |
できるだけお湯でお飲み下さい。
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| 症例 |
53歳男性。48歳頃から排尿にかかる時間が長くなってきた。53歳の頃には残尿感も感じるようになり、夜トイレに起きる回数が3回以上と多くなった。泌尿器科では前立腺肥大と診断される。
夜間頻尿でぐっすり眠れないためか、疲れやすく、性欲も減退している。手足のしびれもあり、夕方になると足がむくむ。胃腸は丈夫なので牛車腎気丸を処方。
1週間ほど服用したところ、夜間排尿が1回に減少。この結果、夜ぐっすり眠れるようになり、日中元気に仕事に取り組めるようになった。頻尿が改善しても前立腺肥大そのものが解消したわけではないので漢方の服用を続けながら前立腺の状態に注意していくことにした。
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| 備考 |
八味丸に牛膝、車前子を加えたものです。症状として八味丸証には、口渇、尿不利、頻尿があるが、牛車腎気丸証は尿不利のみです。(原文には『腎虚で腰重く、脚が腫れ、小便不利するのを治す』とあります。)
附子の適応症は「陰証であること」。体型は細くて痩せているか、反対に水太りのブヨブヨしている人。舌は濡れているか、少なくとも舌苔はないことを確認する。
濃厚な煎じとなるため、胃腸障害も起こりやすい。
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