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補中益気湯・ホチュウエッキトウ −弁惑論− |
| 薬味構成 |
黄耆、人参、白朮、当帰、陳皮、大棗、甘草、柴胡、乾姜、升麻
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| 適応 |
虚弱者の感冒 |
胸膜炎 |
肺結核 |
腹膜炎 |
夏痩せ |
| 病後の衰弱 |
神経衰弱 |
脱肛 |
子宮脱肛 |
虚労 |
| 陰萎 |
半身不随 |
多汗症 |
倦怠 |
頭痛 |
| 悪寒 |
自汗 |
身熱 |
微熱 |
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| 病位 |
太陰病から少陽病
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| 虚実 |
虚証
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| 十二臓腑配当 |
脾・三焦
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| 方意 |
●著しい虚証・脾胃の虚証による疲労倦怠・顏色不良・食欲不振・息切れ
●虚証による不眠・感情不安定などの精神症状
●熱証による発熱・疲労
に対する方剤です。
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| 目標 |
虚証で体力が衰えて元気がなく、衰弱の傾向があり、食欲不振、倦怠、頭痛、悪寒、自汗(自然と汗が出る状態)、身熱、微熱のある方に用います。
ポイントとして手足がだるく、言葉に力がなく、眼の光が鈍く力がなく、熱いものを食べたがる方などに適しています。
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| お薬の飲み方 |
必ずお湯でお飲み下さい。
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| 症例 |
54歳中間管理職の男性。2年ほど前から性欲の減退を感じるようになった。眠りが浅くて疲れやすく、下痢を繰り返し、胃下垂もある。気虚と診断し、補中益気湯を処方した。服用し始めて1週間ほどでよく眠れるようになり、日中の眠気が減少。また、形のある便になるなど便通も整ってきた。1ヶ月後に受診した際には久しぶりに射精し、働く意欲も出てきたという。
この男性は完ぺき主義の性格で、仕事第一のビジネスマンとして頑張ってきたが、これを機会に自分の性格やこれまでの行動パターンを見直し、家族と接する時間を増やすなど、無理のない生き方を模索中。
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| 備考 |
補中益気湯は名前の示すとおり、中(東洋医学的に胃を指します。)を補い気(元気・エネルギー)を益すお薬です。
小柴胡湯証の方よりも虚証の方に用います。
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