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茵チン蒿湯・インチンコウトウ −傷寒論・金匱要略− |
| 薬味構成 |
茵陳蒿、山梔子、大黄
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| 適応 |
慢性肝炎 |
急性肝炎 |
腎炎 |
ネフローゼ症候群 |
蕁麻疹 |
| 口内炎 |
黄疸 |
胆のう炎 |
ノイローゼ |
甲状腺機能亢進症 |
| 自律神経失調症 |
アトピー性皮膚炎 |
舌炎 |
更年期障害 |
膀胱炎 |
| 腎盂炎 |
肺炎 |
気管支炎 |
脚気 |
月経不順 |
| 病位 |
少陽病から陽明病
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| 虚実 |
実証
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| 十二臓腑配当 |
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| 方意 |
●上焦の熱証による口渇、黄疸、上焦の熱証による精神症状、発熱
●裏の実証による便秘、腹部膨満感
●水毒による尿不利
●血証による月経異常、出血
に対する方剤です。
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| 目標 |
体力中程度以上の人の黄疸に用いますが黄疸がなくても用いられます。上腹部がなんとなくはって苦しく心下部より胸部にかけてふさがるようななんともいえぬ不快な苦しさがあり、食物がとれず、大便が秘結し、尿量が減少している方に用います。
この時、黄疸があれば、少し排泄される大便は白色で石鹸のようになり、小便の量は少なくて色が濃い黄褐色や黄赤色になります。また口渇、頭汗のあることもあり、胸がむかむかして吐き気を生じ、食物をとると頭痛がしたり眩暈がしたりして嘔吐が起こり、食べ物が通らないことがあります。
この際の腹証は、しばしば肝臓が肥大し、心下から右季肋下にかけて板のように硬い抵抗を生じます。脈は多く沈実あるいは遅、舌には黄苔があることも少なくありません。
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| お薬の飲み方 |
できるだけお湯でお飲み下さい。
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| 症例 |
黄疸/51歳・男性 −漢方処方・応用の実際より引用− |
患者は肥満型の中背の頑丈そうな51歳の男性、土木建築の請負業で平素は丈夫であるが、約半年ほど前から身体が黄色くなり体中がひどくだるく胸も腹も一杯に張ってなんともいえず苦しく悪心嘔吐があって食事のほとんどがのどを通らず水ものばかりとっている。
無理に食事をすると頭が重くなり嘔気がおこってみな吐いてしまう。また便秘がひどく下剤を飲んでも大便が気持ちよく出ない。
どこかの漢方薬店で購入した茵チン蒿湯と大柴胡湯の合方を飲んでいたがよくならず、肝炎とは考えられなかったため「5日分薬を飲んで少しもよくならなければ大学病院を紹介しますからそのときは行ってください」と言い渡して投薬することにした。
投薬した薬方は茵チン蒿湯を単独で用いどうなることかと内心びくびくしていたが5日目には患家の男の子がケロッとした顏で「具合がいいから薬をもらって来いといわれてきた」といって来院した。
直接、本人に様子を聞いてみようと電話をしてみると身体の黄色みはまったくとれただ眼球結膜に僅かな黄色みを残していた。と報告された。
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| 備考 |
茵チン蒿湯は黄疸の薬として有名です。
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