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十全大補湯・ジュウゼンダイホトウ −和剤局方− |
| 薬味構成 |
人参、黄耆、白朮、当帰、茯苓、熟地黄、川キュウ、芍薬、桂枝、甘草
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| 適応 |
諸種の大病後または慢性病などで疲労 |
衰弱を来たしている場合 |
諸貧血病 |
産後および手術後の衰弱 |
痢疾後 |
| マラリア後 |
癰疽 |
痔瘻 |
カリエス |
瘰れき |
| 白血病 |
夢精 |
諸出血 |
脱肛 |
久病後の微熱 |
| 視力減退 |
骨結核 |
痢疾後 |
大病後の視力減退 |
衰弱者の皮膚病 |
| 病位 |
太陰病から少陽病
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| 虚実 |
虚証
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| 十二臓腑配当 |
脾・腎
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| 方意 |
●著しい虚証および血虚による疲労倦怠・顏色不良・貧血・るいそう・全身衰弱
●燥証・熱証による皮膚枯燥、
●脾胃の虚証、心の虚証、腎の虚証
に対する方剤です。
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| 目標 |
慢性病・大病後、虚弱者、老人、幼児などで体力・気力共に衰えた方に用います。
疲労しやすい、皮膚枯燥、貧血、便がゆるい、小便がしぶる、頻尿、遺精、発熱、微熱、舌あれ、頭や首の痛み、めまい、精神不安などの種々の症状を呈し食欲がない方によく用います。
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| お薬の飲み方 |
■粉薬は必ずお湯でお飲み下さい。
■煎じ薬は温かくしてお飲み下さい。
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| 症例 |
貧血・女性 −漢方処方・応用の実際より引用−
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ある老婆が甚だしい貧血を起こして診察をうけに来た。他にはこれといって処見がないのに、貧血はひどく、顏色も結膜も蒼白で少し歩いても動悸、息切れが激しくなるという、心臓にも貧血性雑音が聴こえた。大便の潜血反応は陰性で消化器からの出血はないものと考えられた。
そこでこれには、重大な血液病でもあるのではないかと創造し、大学病院への紹介状を渡した。
同時にとりあえず治療をすすめておくつもりで十全大補湯を与えた。
ところが1週間後に患者は大変元気になって再来した。結局1ヶ月ばかりで患者はすっかり元気になってしまった。
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| 備考 |
四物湯と四君子湯の合方に黄耆と桂枝を加えたものです。
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