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キュウ帰膠艾湯・キュウキキョウガイトウ -金匱- |
| 薬味構成 |
川キュウ、甘草、艾葉、当帰、芍薬、乾地黄、阿膠
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| 適応 |
子宮出血 |
子宮内膜炎 |
産後の出欠 |
月経過多 |
痔出血 |
| 腎膀胱出血 |
腸出血 |
血尿 |
流産の傾向にあるものの予防 |
外傷後内膜症 |
| 紫斑病 |
諸種の貧血症 |
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| 病位 |
太陰病
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| 虚実 |
虚証
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| 十二臓腑配当 |
肝・心・肺
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| 方意 |
●血証・血虚としての出血・貧血・顏色不良
●寒証・虚証としての手足の冷え・下腹部痛・疲労倦怠
に用いる方剤です。時に燥証にも用いる方剤です。
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| 目標 |
下血、その他主に身体下部の諸出血およびうっ血があり、出血が長引いて貧血状を呈する方、痔が痛んだり、出血が続いたりして貧血した方、貧血が甚だしいときは眩暈、四肢脱力、下腹部の刺すような痛みなどが起こる方に用います。
婦人の場合、子宮出血、難産ぐせ、流産の前兆があるとき、流産の後で出血が止まらないもの、妊娠中の子宮出血を伴う腹痛などに用います。
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| お薬の飲み方 |
できるだけお湯でお飲み下さい。
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| 症例 |
鼻出血、皮下出血/40歳・女性 −漢方処方・応用の実際より引用− |
1年ほど前、子宮外妊娠で手遅れになり、回復手術をして両側の卵巣と子宮の一部を摘除した。命は、ようやく助かったが、それ以来からだが悪くなり、婚家を出て東京へ来たのだという。
以前にくらべて大変に痩せ月経がなく、始終、鼻血が出る。頭はいつも重く、ひどくなると鼻血が出る。各所の病院にかかり種々な止血剤を用いたがよくならないという。
患者は顏色がドス黒く脈は沈んで遅く、1分間に50至ぐらいで腹部は痩せて腹壁が薄く、両側の腹直筋が拘攣し、臍の右下に抵抗と圧痛のあるオ血塊にふれた。
これは下腹にオ血があって血液が停滞し血流がさまたげられるのでその上流で血液が血管外に流出するのであろう。
患者にキュウ帰膠艾湯を5日分与えた。そのときの鼻出血はこれで止まったが20日ばかりすると再び出血した。そこでまたキュウ帰膠艾湯を5日分を投与したところそれっきり鼻血は出なくなったという。1月半ほど後、再来して、あれ以来鼻出血は出なくなったが、最近手足に皮下出血が出てそこが痛い。 ある大学病院へ行って注射などをうけ、仕事を休んでいると皮下出血が出ないが少し働くとすぐ出血する。また頭が痛く、頭に物をかぶったようで食欲がなく食物をみただけでいやになる。
腹診すると腹証が前と違い、腹直筋の拘攣はあまりなく、反って左の下腹部、腸骨窩に策状物を触れ、軽く圧迫しても非常に過敏に痛みを訴える。すなわち少腹急結である。
そこで体力はやや回復したが、オ血の腹証が著明であり、少腹急結があるので桃核承気湯を5日分与えた。すると手背にあった出血斑がほとんど吸収した。しかし働くとまだ痛く、食欲がなく、吐き気がしてみぞおちが痞え、夜眠れないという。
そこで止血、健胃、鎮静を目的に黄連解毒湯を桃核承気湯に合方して用いたところ10日分の投与で皮下出血がでなくなった。
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| 備考 |
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