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人参湯・ニンジントウ
理中湯・リチュウトウ |
| 薬味構成 |
人参、甘草、白朮、乾姜
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| 適応 |
急・慢性胃腸炎 |
胃アトニー症 |
胃下垂症 |
消化性潰瘍 |
胃拡張 |
| 悪阻 |
小児自家中毒症 |
弛緩性出血 |
肋間神経痛 |
疑似狭心症 |
| 胃腸型感冒 |
神経症 |
回虫症 |
よだれ生唾の多いもの |
糖尿病 |
| 虚証の人の諸出血 |
冷え性 |
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| 病位 |
太陰病
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| 虚実 |
虚証
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| 十二臓腑配当 |
脾
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| 方意 |
脾胃の虚証による食欲不振・心下痞硬・水様あるいは泥状下痢・喜唾、寒証による顏色不良・手足の冷え・腹部の冷感・腹痛・身体痛・シビレ、水毒による浮腫・頭重・眩暈・くしゃみ・咳嗽、血証による貧血・出血に対する方剤です。
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| 目標 |
元来が虚弱体質の人あるいは衰弱により体力が低下した人の腹痛あるいは脇痛のある方に用います。
血色が悪く、生気が乏しく、疲れやすく、多くは痩せた人に用います。
腹痛は主に上腹部、胃部に起こり、時として、下痢、嘔吐、眩暈、頭重感なども訴えます。
特徴として手足が冷え、尿が無色透明で水のように薄く、量も回数も多いというのがあげられます。
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| お薬の飲み方 |
■粉薬はできるだけお湯でお飲み下さい。
■煎じ薬は温めてお飲みください。
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| 症例 |
生唾 女性 −漢方処方・応用の実際より引用−
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30代の女性、約9ヶ月前からしじゅう生唾があがり食事をしたあと吐くことがある。
のどや胸がつかえたり心下部がチリチリ痛んだり、就寝中に心臓が痛んだり、ドキッとしたりするという。大便は軟便で夜間尿に一度起きる。
患者は中肉中背で一見したところそれほど体力が低下しているようにはみえない。
腹部は肉付きが普通で心下部胸骨剣状突起の直下に抵抗があり、臍傍の左上に動悸の亢進を触れた。
この患者には口に唾液がたまることと夜、小便に起きることの2点をめあてに人参湯を投与したところ1ヶ月足らずで諸症状はすっかりよくなった。
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| 備考 |
人参湯は金匱要略には人参湯、傷寒論には理中丸と示されています。(金匱要略、傷寒論ともに昔から中国に伝わるの古典本です。)
理中は中焦すなわち胃の働きを整えるという意味です。
消化器のうち、ことに胃の機能が低下し、栄養の吸収が悪く、新陳代謝が低下した方に用いて、消化機能を助け、身体の諸機能を回復させる働きがあります。
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