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竜胆瀉肝湯・リュウタンシャカントウ |
| 薬味構成 |
車前子、黄ゴン、沢瀉、木通、地黄、当帰、山梔子、甘草、竜胆
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| 適応 |
急性あるいは亜急性淋疾 |
尿道炎 |
膀胱炎 |
帯下 |
陰部痒痛 |
| バルトリン腺炎 |
子宮内膜炎 |
下疳 |
横痃 |
睾丸炎 |
| 陰部湿疹 |
陰部潰瘍 |
トリコモナス |
鼠径リンパ腺炎 |
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| 病位 |
少陽病
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| 虚実 |
実証
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| 十二臓腑配当 |
肝
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| 方意 |
●下焦の熱証・下焦の湿証による小便渋難・排尿痛・残尿感・充血・発赤・化膿傾向
●上焦の熱証による手掌自汗・発赤・腫脹・多怒・感情不安定
●古血による月経異常などに用います。
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| 目標 |
下腹部臓器・陰部の熱感・充血・疼痛・腫脹のある実証の方に用います。
排尿痛・尿淋瀝・頻尿・帯下などを伴うこともあります。
体力が中程度以上に充実し、冷え性ではなく、脈にも腹にも力がある方に用います。
本方は陽実のものに用いるが、桃核承気湯を用いるような急性期より、やや亜急性期に用いることが多いようです。
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| お薬の飲み方 |
できるだけお湯でお飲み下さい。
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| 症例 |
35歳女性。約7ヶ月前から帯下と掻痒があり、注射の効果もなく、1ヶ月前から膀胱炎も併発、頻尿、血尿、排尿痛があり、治らない。肩がこり、下腹痛で眠れない。背が高く、中背の婦人で冷えはない。腹壁の緊張がよく、腹直筋臍の上で動悸が触れる。
実証でオ血と判断、排尿痛、帯下を目標に竜胆瀉肝湯を投与。1週間後、膀胱炎症状は消失。帯下も減少。やや頻尿だけが残っていた。2ヶ月服用し、一時休止。
ちょうど2ヶ月目に来院、最近帯下が再発、掻痒がひどいという。婦人科での診断がトリコモナス。トリコモナスの上にブドウ球菌が混合感染していたのだった。
治療は漢方の服用だけ行った。(処方は竜胆瀉肝湯加夏枯草2.0)
1週間後、急に具合が良くなった。その後漸次快方へ向かい、3ヵ月後トリコモナス(-)となった。
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| 備考 |
竜胆瀉肝湯は、実証の方に用います。
もし、虚証で体力が衰え、冷え性のものや貧血症のものには清心蓮子飲を用います。
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