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柴苓湯・サイレイトウ |
| 薬味構成 |
柴胡、半夏、沢瀉、生姜、黄ゴン、大棗、人参、猪苓、茯苓、白朮、甘草、桂枝
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| 適応 |
吐き気 |
食欲不振 |
のどの渇き |
排尿が少ないなどの諸症 |
水瀉性下痢 |
| 急性胃腸炎 |
暑気あたり |
むくみ |
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| 病位 |
少陽病
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| 虚実 |
虚実中間からやや実証
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| 十二臓腑配当 |
胆
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| 方意 |
小柴胡湯証の胸脇の熱証による胸脇苦満・口苦・口粘と、五苓散証の水証による煩渇・尿不利・下痢傾向に用いる方剤です。
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| 目標 |
喉の渇きがあって、尿利が減少する場合であるいは、嘔吐、下痢、頭痛、腹痛、浮腫などのいずれかを伴う方に用います。このとき熱が出る急性病もあり、熱のない慢性病もあります。
暑気あたりで熱が出て、頭痛がしたり、身体が痛んだりして喉が渇いて水を飲みたがる方にも用います。
心悸亢進や腹部の動脉の拍数が亢進し、よだれをはいたり、眩暈がする方でやせた人に多く用いられます。これに加え胸脇苦満がある方が多いです。
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| お薬の飲み方 |
■煎じ薬は温かくしてお飲み下さい。
■粉薬は少量のお湯でお飲み下さい。
■吐き気のある時はお水でお飲みください。
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| 症例 |
慢性腎炎 男性 32歳 −漢方処方・応用の実際より引用−
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1年前、腎炎になり、8ヶ月某病院に入院したが尿のタンパクと赤血球がなくならず時々吐き気が起こるという。 肩がこって時々腰背部が痛むという。
患者は中肉中背で顏色が蒼白く色つやがわるい。脈は沈んで弱い。
腹部は全体の緊張がやや悪く右の季肋下に軽い抵抗がある。また右の腹直筋は肋骨の直下から臍下まで攣急していた。
この患者には五苓散を用いたいと思ったが胸脇苦満があるので小柴胡湯と五苓散の合方である柴苓湯を投与した。またこれに腎炎によいといわれる連銭草を加えた。
4週間後、全身の調子がよくなり、尿のタンパクが痕跡程度に減少した。しかしそれから2週間後には再び(+)となった。更に2週間後(±)になった。以来尿タンパクは(±)〜痕跡程度に消長し、5ヶ月後にはいったん(-)となった。しかしその後は再び(±)あるいは痕跡、あるいは(-)と消長したが、約1年後、ようやく陰性となった。全身状態もまったく健康だといって廃薬した。
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| 備考 |
小柴胡湯と五苓散の合方です。
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