| 薬味名 |
麦門冬・ばくもんどう |
| 基原 |
ユリ目・ユリ科
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| 採取時期 |
夏
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| 薬用部位 |
根
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| 性味 |
味は甘・微苦 性は微寒
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| 帰経 |
心・肺・胃
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| 麦門冬とは |
ジャノヒゲの根の部分の肥大しているところをとって乾燥させ薬用にしています。大きいものでは薬用部の芯をぬいて使用しますが昔はこの芯ぬきを子守が幼児をオンブしながら歯で噛んでぬいたようです。現在では子守りも不足し人件費もばかにならないので到底芯抜きは望めそうもありません。
ジャノヒゲの根は竜の髭のようであるのでリュウノヒゲより転じてジャノヒゲになったとか又翁のことを尉(ジョウ)ともいいジャノヒゲは翁の髭のようなのでジョウノヒゲがジャノヒゲになったともいわれています。麦の根をバクボンといいジャノヒゲは麦の根に似ておりジャノヒゲの歯は冬にも枯れないので冬を耐えるというところからバクボントウが麦門冬になったといわれています。
品質は、淡褐黄色で肥大して重く、柔軟で甘味の多いものが良いとされています。また、芯である中心柱を抜いたものを丸麦といい上品になりますが、現在ほとんど市場品がないと言われています。
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| 効能 |
■心臓が虚弱な方の去痰・鎮咳・咽喉不利・肺部の苦しみをらくにする働きがあります。
■体内の津液を補い、口渇を止め、陰虚発熱(血虚や津液不足により発熱したり、機能亢進すること)による寝汗を治します。
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適応する体質
と処方例 |
■手がほてり、唇の乾燥がありホルモンの失調やバランスの維持不能症で血行不良による冷え性を起こし冷えのぼせにあるものに用います。
処方例:「温経湯」うんけいとう
■上焦の熱証による精神症状:不眠・心悸亢進・感情不安定に用います。
処方例:「竹茹温胆湯」ちくじょうんたんとう
■上半身の気の焦りにもかかわらず下半身が衰弱したもので、上下の調和を失って、主として泌尿器に症状を現しているものに用います。
処方例:「清心蓮子飲」せいしんれんしいん
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| 民間療法 |
滋養強壮に 〔内服〕
乾燥した根5〜10g、人参、甘草各2g、大棗3gを混ぜ合わせ煎じて服用すると良い。
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