| 薬味名 |
牡丹皮・ぼたんぴ |
| 基原 |
キンポウゲ科の植物 牡丹(ボタン)
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| 採取時期 |
秋
栽培3〜5年の牡丹を選び、掘って泥をきれいに洗い、ヒゲ根および茎芽を除いて根皮を削り日干しします。(原牡丹)
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| 薬用部位 |
ボタンの根皮
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| 性味 |
味は苦・辛・性は微寒
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| 帰経 |
心・肝・腎
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| 牡丹皮とは |
牡丹の根の皮を薬に使用します。牡丹の根の大きさによって大丸、中丸、小丸、髭牡丹等があり芯抜き牡丹があります。牡丹は種をまいて新芽から繁殖さすのではなく新苗から根が生えてくるので女性なくして男性だけで繁殖するところから牡(オス)の名を得、花は丹(アカ)である方が良いので牡丹との名を得ました。
栽培は江戸時代から盛んです。薬用のため、中国から渡来した頃は、5〜8弁の単弁で、花径も小さかったが、わが国で園芸化される以前は中国でも花は富貴の相があり、雄美、華麗まさに百花の王とたたえられ、栽培も盛んでした。幕末から明治にかけて、日本産の苗はヨーロッパに輸出され、各地にその栽培が広がっていったそうです。
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| 効能 |
■腎の働きすぎや炎症、肝臓・門脈のうっ血をとりさりるのでうっ血で負担のかかっていた心臓の苦情を取り去り、血管にかかっていた負担を取り去ることによって出血を止めます。腎・肝・心のうっ血がとれると臓器及びのその経絡の腰痛や腹痛がとれ鎮痛も同時にされることになります。
■牡丹皮に含まれている成分:ペオノールは虫垂炎起炎菌に対し発育阻止作用が認められ、また催眠作用があるとされています。また鎮静、体温降下、下熱、鎮痛および抗痙攣作用など中枢抑制効果があり、抗炎性および止血作用なども認められているようです。
牡丹皮は陽実証の駆オ血剤で消炎、解熱、鎮痛、緩下に用います。その作用は桃仁と似ていますが、桃仁は駆オ血、鎮痛、緩下作用に優れ牡丹皮は消炎、止血作用に優れ、且つ桃仁のようにアミグダリンを含まないので毒性が少ないです。それ故牡丹皮と桃仁とは通例併用されることが多く、例えば大黄牡丹皮湯や桂枝茯苓丸などはその著例です。
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適応する体質
と処方例 |
血行不良のためにキツイのぼせがあったりお腹にうっ血がある方に用います。
処方例:「桂枝茯苓丸」けいしぶくりょうがん
産後の衰弱や血の道などに当帰・白朮などと配合する
「キュウ帰調血飲」きゅうきちょうけついん
不性性器出血や月経不順、不妊症などには阿膠・呉茱萸などと配合する
「温経湯」うんけいとう
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