| 薬味名 |
防風・ぼうふう |
| 基原 |
セリ目・セリ科
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| 採取時期 |
春〜夏
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| 薬用部位 |
根または根茎
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| 性味 |
味は辛・甘 性は微温
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| 帰経 |
膀胱・肝・脾
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| 防風とは |
防風は中国東北および華北などの砂礫地または草原に自生するセリ科の多年草の根および根茎を乾燥したものです。防風は唐防風が正しいが、江戸時代には流通機構の関係もあってしばしば伊吹防風に由来する防風が代用されました。横断面の中心部が淡黄色で、質が充実し、潤いがあって香気が強く新鮮なものが良品とされています。
風邪の予防、治療にもってこいで風を防ぐとのことから防風の名を得たと言われています。
※浜防風という生薬があります。これは江戸時代に防風の代用として使われていましたが、中国の北沙参のことで、防風とは別物です。鎮咳、去痰には効果があるが、発汗解熱作用はありません。浜防風と区別するために防風を唐防風、真防風などと呼びます。
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| 効能 |
■体内の毒を軽い発汗または利尿作用によって体表に追い出します。
■中毒症を軽減する働きがあります。
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適応する体質
と処方例 |
■体力があり肥満体質、排便・排尿が不十分なために中毒症を起こしている高血圧症や糖尿病などをともなっている方
処方例:「防風通聖散」ぼうふうつうしょうさん
■蕁麻疹・痒疹で赤く地図の様になっている発疹、固定蕁麻疹などに用います。また、アトピー性皮膚炎にも多用されます。
処方例:「消風散」しょうふうさん
■体表の皮膚部におできがあり、頭痛をともなっており、肝臓機能の低下した方に用います。
処方例:「荊芥連翹湯」けいがいれんぎょうとう
■化膿性皮膚疾患で、皮膚、筋肉が腫脹して熱を帯びたものに用いられます。
処方例:「十味敗毒湯」じゅうみはいどくとう
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| 民間療法 |
神経痛・リウマチに 〔食用〕
さっとゆでて、おひたしにして食べるのが良い。
小児の解熱に 〔内服〕
生のしぼり汁2〜4ccぐらいを、1回に飲ませると良い。
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