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| 薬味名 |
茯苓・ぶくりょう |
| 基原 |
菌類・サルノコシカケ科
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| 薬用部位 |
マツホドの外層をほとんど除いた菌核
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| 性味 |
味は甘・性は平
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| 帰経 |
心・肺・脾・胃・腎
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| 茯苓とは |
松の根の周囲に小児の頭ほどの大きさの菌核の塊ができます。これが茯苓なのでマツホドと呼ばれこれが茯苓です。昔は菌からできるのが不思議で松の霊気が伏結して生じて伏霊(ブクレイ)と言いましがこれが変じて茯苓となったものです。
茯苓は質が堅く重く、白色ないし淡紅色で粘り気と潤いのある品を上品とします。
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| 効能 |
■心臓に効きながら二次的に非生理的水分の排水を行う強心利水剤となります。
■消化不良の胃によくみられる水分の停滞を胃を活発にしながら取り去ります。
■副腎皮質を刺激しホルモンの分泌を促します。
〜茯苓と朮〜
茯苓は朮とともに漢方利水剤として併用されますが茯苓は胃内停水のほか、心悸亢進、筋肉痙攣、眩暈、煩躁などの薬能を有するに対し、朮は陰虚証の胃内停水および身体疼痛を主治するものとされ、若干の相違が見られます。
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適応する体質
と処方例 |
■胸部が痺れた感じがしたり胸部が息苦しいような状態のときの心臓をよくします。
処方例:「茯苓杏仁甘草湯」ぶくりょうきょうにんかんぞうとう
■消化不良の水分があってときには胃液をそとにだしてみたり胃に膨満感を訴え食欲不振のときに胃の働きを強くして消化をよくします。
処方例:「茯苓飲」ぶくりょういん
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| 参考文献 |
出典1) 漢薬の臨床応用 |
神戸中医学研究会 訳・著 |
| 出典2) 近代漢方薬ハンドブック (T・U・V) |
高橋 良忠 著 |
| 出典3) 漢方のくすりの事典 |
鈴木 洋 著 |
| 出典4) 薬徴 |
吉益東洞 著 |
| 出典5) 中薬大辞典 |
小学館 |
| 出典6) 薬草カラー図鑑1〜3 |
主婦の友社 |
| 出典7) 平成薬証論 |
渡邊武 著 |
| 出典8) 本草綱目 |
李時珍 著 |
| 出典9) 医心方 食養篇 |
丹波康頼 著 |
| 出典10) 中国の薬用菌類 |
劉波 著 |
| 出典11) 薬草の詩 |
鹿児島県薬剤師会 |
| 出典12) 和漢薬の良否鑑別法及び調整方 |
一色直太郎 著 |
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