| 薬味名 |
附子・ぶし |
| 基原 |
キンポウゲ目・キンポウゲ科
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| 薬用部位 |
根塊
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| 性味 |
味は大辛 性は大熱 有毒
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| 帰経 |
心・脾・腎
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| 附子とは |
カラトリカブト、オクトリカブト、ヤマトトリカブト、キバナトリカブト等のトリカブトの塊根を薬用にしたものです。トリカブトの母根、すなわち茎の元に直接ついているものを烏頭といい形が鳥の頭のようなので烏頭といわれています。この母根の烏頭に着いた(附した)子根を附子といいます。
烏頭の子根の中で比較的小さいものを側子、大きいものを附子といいます。普通は母根の烏頭から子根がでてきますがなんらかの原因で子根ができず母根のみ発育して長くなっているものを天雄と呼んでいます。子の生じないものは雄に違いないということで天雄となりました。
川烏頭:質は硬く折断しにくく、断面は灰白色で粉質を呈し、味は辛辣で舌を麻痺します。また、肥大し堅実で、灰褐色を呈し表面が光滑なものが佳品とされます。
炮附子:表面は褐色でほぼ平坦、切面は黄褐色半透明でやや突起ように隆起しています。質は硬く折断しにくく、断面は角質で、切片が大きく、均整で黄褐色半透明で堅硬なものが佳品とされます。
塩附子:表面は灰黒色、粗ぞうで周囲には突起した枝根またはその痕があり、頂端はやや凹陥して芽の跡がある。食塩の結晶を付着する。味は鹹くやや舌を麻痺します。
炮附子、塩附子は川烏頭の有毒成分を分解し安全性を高めるように加工調整されたものです。
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| 効能 |
■新陳代謝機能が失調したのを回復させます。単に悪いとか弱くなったというくらいでなく極度に衰弱した失調状態に用います。
■神経痛やリュウマチの特効薬として考えられている。ただし使用を間違えると中毒症状を起こします。以下に中毒症状をあげておきます。
@採取直後の生のものは中毒症状をおこしやすくなります。
A附子の量の多いものほど中毒症状は強い。
B加熱せず粉末としたものは中毒しやすくなります。
C煎じる時間が比較的短いものは中毒しやすくなります。
D体質、病状によって中毒しやすいものがあります。
E室内が高温、飲酒後、入浴後は中毒を起こしやすくなっています。
※中毒した場合、軽度のものはそのまま放置しても1〜2時間くらいで治ります。中等および重症の際は味噌汁、黒豆甘草煎を用いますが応用処置として胃腸洗浄、ジカレン、ブスコパン等の注射を行い塩酸プロカイン、クロールプロマジン等の使用も考慮すべきとあります。
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適応する体質
と処方例 |
■少陰病の虚証の薬で新陳代謝機能が失調し特に心臓・腎が弱いもので細胞に非生理水分が残って浮腫みや心悸亢進や目眩がし手足の沈重疼痛がある方
処方例:「真武湯」しんぶとう
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