| 薬味名 |
猪苓・ちょれい |
| 性味 |
味は甘・淡 性は平
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| 帰経 |
腎・膀胱
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| 猪苓とは |
猪苓はブナ・ミズナラ・オウナラ・モミジ等の根に寄生するチョレイの菌体です。猪苓の形はちょうど黒くて猪の糞に似ています。猪の糞を苓通と言いそこで猪苓の名を得ました。日本ではオニノカナクソとも呼ばれています。
猪苓は肥大し、外面が黒褐色でやや光沢があり、内面は白く充実し、質の軽いものが良いとされています。
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| 効能 |
■体力のある人の利水として働きます。
猪苓は茯苓や沢瀉と同様利尿作用がありますが、異なる点は解熱、消炎および止渇作用が強いことであり、茯苓のように心悸亢進を治す作用や沢瀉のように冒眩を治す作用がないことです。猪苓は実証に用いる利水剤であって陰虚証の浮腫や小便不利にはかなり大量を用いても却って浮腫を増しときには尿閉を起こすこともあるという報告があります。
■相当の高熱を解熱する働きがあります。
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適応する体質
と処方例 |
■胃内、細胞間、体腔内に停水があって血管に導水されず血管の水不足から口渇をおこし小便の不足を起こしているものに用います。
処方例:「五苓散」ごれいさん
■黄疸で喉の渇きが激しく小便の出が悪いもの、大便は便秘しないもの。あるいは水を飲みすぎて吐く者や頭に汗をかくものに用います。
処方例:「茵チン五苓散」いんちんごれいさん
■腎炎や血尿に用います。
処方例:「猪苓湯」ちょれいとう
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