| 薬味名 |
呉茱萸・ごしゅゆ |
| 性味 |
味は辛・苦 性は大熱
※小毒あり
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| 帰経 |
肝・脾・胃・腎
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| 呉茱萸とは |
呉茱萸は呉(ゴ)に産するものを良しとするところから呉の名がつきました。ゴシュユの果実を薬用に使いますが果実になるべく軸のつかないものが良いとされています。
漢薬の選品に当って昔から六陳の説があります。六陳とは狼毒、呉茱萸、半夏、陳皮、枳実、麻黄の六種は陳旧品(古いもの)が良いとされています。なぜなら、ゴシュユの成分のなかには副作用をおこすものがあり多食すると陣痛促進、錯覚をおこし視力が悪くなり毛髮が抜けるなどの害がおきます。そこで呉茱萸は採取してもすぐ使わずに1年位たってから使用したり熱湯で数回洗って苦い汁をとってから使用したりします。あまり放っておくと辛味成分もなくなってしまうのでやはり1年位が良いものと言えます。
現在では三重、奈良、福岡の諸県で栽培されております。
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| 効能 |
■なまけた消化器を活発に働かせます。胃アトニーや胸やけに使用し胃の過酸症に使用するとよけいに酷くなることがあります。(温性の健胃剤)
■肝の働きを盛んにしうっとうしい気分を晴れやかにします。
■精油の刺激で血行がよくなります。
■寒冷時における疼痛を鎮める効果があります。
■水毒の上衝による頭痛に用います。
■殺虫剤や民間では浴場料としても用いられています。
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適応する体質
と処方例 |
■胃アトニーで非生理的水分があり胸が張って苦しく嘔吐、腹痛などの症状があり手足が冷える方に用います。
処方例:「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう
■みぞおちが膨満して手足が冷える頭痛、吐き気、しゃっくりに用いられます。
処方例:「呉茱萸湯」ごしゅゆとう
■皮膚全体が枯燥ぎみで、口唇が乾燥し、手掌も乾燥して熱っぽいのに用います。
処方例:「温経湯」うんけいとう
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| 民間療法 |
■健胃 〔内服〕
乾燥した果実の粉末1回量0.3〜0.5gを水で服用。
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