| 薬味名 |
半夏・はんげ |
| 性味 |
味は辛 性は温 ※有毒
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| 帰経 |
脾・胃
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| 半夏とは |
カラスビシャクの根茎の皮をむき薬用に使用します。カラスビシャクの花がちょうどサジのような型のシャクのようだからこの名がつけられました。
半夏は、玉が大きく、色の白いものが昔から上品とされています。よく皮付き半夏の黒いものが出回ることがありますが、これは良品とは言えません。また、褐色や黒味がかった半夏は中が腐っている場合がありますので注意が必要です。
ただし、半夏は生で食べると味にエグミがあります。煎じるなどするとそのエグミも取れてしまいますので、必ず煎じてくださいね。
乾燥が良く粒が大きく丸く、質が硬く、充実し、外皮がきれいに除かれ、色が白く、泥が付着していないものを良質とします。
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| 効能 |
■胃腸が衰えて消化不良になりその消化不良の水分が滞るようになるとそれが原因となって胃部以外のところでも苦情となって生じる嘔吐とかノボセのきつい方に用います。
○鎮咳・去痰作用:多くの咳嗽に用いるが、特に湿性の咳嗽を除き、鎮咳去痰をはかるのに有効です。
○止嘔作用:胃部から突き上げてくるような嘔吐に用い、胃の機能を調え、胃内停水を除き、止嘔します。
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適応する体質
と処方例 |
■もともと体力はあるが、胃腸を悪くして下痢もしくは胃の中でポチャポチャと音をたてているような胃内停水がありそれによってアレルギー反応を起こしている方のアレルギー反応を抑えます。
処方例:「甘草瀉心湯」かんぞうしゃしんとう
■もともと体力のある方が胃酸過多等の胃の働きが亢進しているときにお腹がなりその後、吐き気がある方をよくします。
処方例:「半夏瀉心湯」はんげしゃしんとう
■その他の配合処方例
「温経湯」うんけいとう 「柴胡桂枝湯」さいこけいしとう
「五積散」ごしゃくさん 「小青竜湯」しょうせいりゅうとう
※半夏+生姜もしくは乾姜は、『傷寒論』における止嘔を目的とした最も基本的な配合法です。半夏に生姜または乾姜を加えることにより、半夏の毒を制し止嘔力を増強します。
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| 民間療法 |
■吐き気:カラスビシャクの根(半夏)15gにひねショウガ(生姜)の切片3片を加え、二合半の水で半量に煮詰めた液を冷たくし、小さじ2杯ずつ1日数回にわけて飲用すると効果があります。黄土を20gほど加えると一層効果がありますし、茯苓5gを加えても効果が高まります。
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