| 薬味名 |
キョウ活・きょうかつ/独活・どっかつ |
| 性味 |
味は辛・苦 性は温
|
| 帰経 |
膀胱・腎
|
| きょう活とは |
独活と同様です。両者の区別はまちまちですが独活はシシウド、きょう活はウドモドキの根となっています。市販品では両者の区別をせず独活、きょう活ともにシシウドの根の乾燥品です。ウドは大木になるが質は緻密ではありませんので建築用資材になれずカサのみ大きくて間に合わぬ道楽息子に「ウドの大木」のことわざのもととなっています。
伊吹山では「伊吹百草」と名づけた物を売っているがこれにはシシウドの地上部とヨモギが混じっている。昔は当帰やシシウドの根を用いていたのだろう。伊吹百草は煎じて用いる薬湯料。神経痛やリウマチ、冷えに良いとある。
|
| 効能 |
■皮膚で起こったアレルギー反応から生じた毒素を駆除する力があります。内臓の強い人のアレルギーには麻黄を内臓が虚弱の人のアレルギーには紫蘇葉をこの中間のアレルギーにはきょう活・独活を用います。
■肝臓の亢進を鎮め目の苦情をとり、腎臓にきいて浮腫みをとり利尿を促します。
|
適応する体質
と処方例 |
■胃や排尿器の働きが悪くて体中に残っていた水分が原因で起こったアレルギー病で筋肉リウマチ、痛風、関節炎、坐骨神経痛、下肢麻痺、腰痛、浮腫みの方
処方例:「疎経活血湯」そけいかっけつとう
|
| 民間療法 |
■発汗・解熱・頭痛 〔内服〕
乾燥した根20gを1日量として煎じ、3回に分けて服用。
■リウマチ・神経痛・冷え性に 〔外用〕
乾燥した根300gを木綿の袋に詰めて、水のうちから入れて沸かし、この薬湯に全身をゆっくり浸して入浴する。
|