| 薬味名 |
山梔子・さんしし |
| 性味 |
味は苦 性は寒
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| 帰経 |
心・肝・肺・胃
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| 山梔子とは |
山梔子の本名はシシです。シシは酒の入れ物で山梔子の形はシシの入れ物の形に似ているため、梔子といわれました。子は実の意味で山梔子は「くちなし」の実なのでシシの形のくちなしの実ということで山梔子という意味になります。くちなしは白い花を咲かせた後実を生じさせますが熟しても口が開かないので口が無いとのことから「くちなし」と呼ばれるようになりました。山梔子の実は乾燥しにくいので切ってさらして乾燥します。太陽にあてるとかえって乾燥しにくくなります。
山梔子の油分が太陽熱で軟化して乾燥すれば速く乾燥できるが仕上がりは悪くなりますし、また効力も落ちることから黒い山梔子は使用しない方がよいでしょう。
山梔子は乾燥が良く、粒がそろい、内外の色が紅色で丸型のものを良品とします。また色素の酸化により年々色が悪くなるため、新しいものが良いとされています。
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| 効能 |
■胆汁の固形成分を不変にしながら分泌量を変化させる力があります。
■熱や炎症のために胸が息苦しくなるのを治す働きがあります。ただし肺・心臓・肝臓・胃が弱くて息苦しくなるタイプでなく元来は強いが熱と炎症で負担がかかったものに用います。
■充血や鼻血など局所の熱症状の熱を去ります。
■利尿剤ではないが排尿の臓器に熱がある場合その熱をさり結果として利尿することはあります。
■胸部の息苦しさを伴う熱感を治し、上衝した気を鎮め精神安定をはかります。
■発熱性の黄疸に対して熱を除き、黄疸を治します。
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適応する体質
と処方例 |
■のぼせ気味で顔面は紅潮し、気分がいらいらして落ち着かず精神不安や不眠があってみぞおちに食物が痞え、便秘傾向がなく黄疸などがある場合に用います。
処方例:「黄連解毒湯」おうれんげどくとう
■その他の配合処方例
「茵チン蒿湯」インチンコウトウ 「温清飲」ウンセイイン
「加味逍遙散」カミショウヨウサン 「柴胡清肝湯」サイコセイカントウ
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