| 薬味名 |
山薬・さんやく |
| 性味 |
味は甘 性は微温
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| 帰経 |
脾・肺
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| 山薬とは |
山薬は山芋の自生根です。ヤマイモの自生するものを親がなくても自然に生ずるように思って自然生(じねんじょう)という名で呼んでいます。ヤマイモによく似たものに栽培してつくる長芋があります。ヤマイモのほうがナガイモより味がよく薬用としても良いといいますからやはり山薬にヤマイモをあてるほうがよいでしょう。
山薬は外面白色または帯黄白色で質が充実して重くて折れやすく、破折面は平坦で粉質であり、味は淡白でやや甘く噛むと粘り気の強いものが良いとされています。
神農本草経には、「虚弱体質を補って早死にしない。胃腸の調子をよくし、暑さ寒さにも耐え、耳、目もよくなり、長寿を保つことができる」とある。
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| 効能 |
■胃が弱いのにムリに働いたために生じた過労の熱やだるさを取り去る働きがあります。
■胃弱から生じた消化器以外の部分に生ずるいろいろな病状(心臓が苦しいなど)を楽にしたり下痢を止めたりします。
■副腎皮質ホルモンのバランスを乱れさす原因に効いてバランスを整え性ホルモンの分泌を盛んにし精力をつけさせます。
■口渇を鎮め、糖尿病の体質改善に用いられます。
口渇、尿利頻数または減少、腰痛、下腹部の弛緩または緊張あるいは煩躁、短気などを目標とし、萎縮腎、尿毒症、動脈硬化症、高血圧、脳出血、性的神経衰弱、遺精、早漏、掻痒性皮膚炎などに用います。
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適応する体質
と処方例 |
■手足がほてる、唇が乾くとか熱っぽい感じがあり小便が近いまたは逆に遠くて浮腫みが生じ足腰が弱くなっている方に用います。
処方例:「八味丸」はちみがん
■下肢の痛み、腰痛、下肢の浮腫または、尿利の減少、蛋白尿に重点を置いて用い、扁桃腺炎後の腎炎、産後の腎炎にも応用できます
処方例:「牛車腎気丸」ごしゃじんきがん
※滋養、強壮薬で止瀉の効があため、民間では夜尿症、遺精、盗汗などに
1日5〜10gを通常他薬と併用し煎剤として用います。
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| 民間療法 |
■滋養強壮 〔内服〕
山薬酒。乾燥した山薬200gを細かく砕いて、グラニュー糖150gとともにホワイトリカー1.8Lに漬け、2〜3ヵ月後にこす。1日1回30ccを、就寝前にのむとよい。 |