| 薬味名 |
沢瀉・たくしゃ |
| 性味 |
味は甘 性は寒
|
| 帰経 |
腎・膀胱
|
| 沢瀉とは |
沢瀉はサジオモダカの塊茎についている細い根だとか、茎葉を除いたものです。
沢瀉の沢はサワすなわち水を意味し瀉はそそぐという意味で2つあわせて水を流しだしてしまうという意味となります。
沢瀉は体内に滞っている不良の水を体外に排出させる力が強いのでこの名前を得たようです。
サジオモダカは水辺に繁殖するのでクワイ様の植物ですが葉がサジのような形をしているのでサジオモダカといわれています。
水生植物は水を吸収して繁殖するので働きも水に関係し、利水作用のあるものが多いと言われています。
沢瀉はよく肥大し、質が重く、充実し内外ともに白色のものが良いとされています。
|
| 効能 |
■軽い刺激作用で胃と腎を活発にし水分を排出します。ただし猪苓、滑石と比べると利水の力は弱くなります。
■利水剤でとりわけ尿利の減少または頻数、胃内停水、冒眩、口渇に用います。陽虚証で水毒を利尿によって駆出するのに有効で、その薬能は猪苓、茯苓に類似しとりわけ冒眩(碗をかぶったような感じ)に著効があります。
|
適応する体質
と処方例 |
■心臓不全のために即ち左心房不全のために肺に血液がうっ血し、その影響で胃などにうっ血を生じめまいなど起こしている方に用います。
処方例:「沢瀉湯」たくしゃとう
■その他の配合処方
「当帰芍薬散」とうきしゃくやくさん 「五苓散」ごれいさん
「半夏白朮天麻湯」はんげびゃくじゅつてんまとう
|