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◆“気圧の変化が関節痛に大きく影響”を証明
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| “気圧の変化が関節痛に大きく影響”を証明 〔米テキサス州サンアントニオ〕 タフツ大学ニューイングランド医療センター(ボストン)のTimothy E. McAlindon博士らは,個別に集計された気圧・気象データと関節炎患者データを比較した結果,気圧と気温の変化が関節痛を起こすことを初めて実証する研究結果を米国リウマチ学会(ACR)の年次集会で発表した。 被験者周辺のデータも収集 これまで気象がリウマチの発症に及ぼす影響に関して行われた研究では,一貫性のある結果は示されていなかった。しかし,米海洋大気局(NOAA)のデータと,関節炎に対するOTC治療に関する大規模研究であるオンライン・グルコサミン試験(Online Glucosamine Trial;OGT)というバイアスのかからない 2 つのデータを組み合わることにより,膝関節炎患者に及ぼす気圧の変化と周辺気温の影響を比較できた。 2000〜02年に米国の41州で行われたOGTはオンラインによる 3 か月間のランダム化比較試験で,関節炎患者205例(平均年齢60.2歳)を追跡した。2 年間の試験終了後に,研究課題として気象を取り上げた。気象が実際に関節痛に影響を与えているかどうかを調べるために,まず各被験者に最も近い測候所を郵便番号から割り出した。その後,オンライン上に参加している各被験者の周辺地域で記録された 3 か月間の気温,気圧,雨量,露点などNOAAからの毎日の気象パラメータを組み合わせた。 気温の低下とは弱い相関 関節痛を訴えた 1 日前,3 日前, 7 日前の気象パラメータの平均値を計算し,疼痛出現前の24時間との変化の差をそれぞれ算出した。その結果,気圧の変化が関節痛の増加と非常に強い関連を示すことがわかった。気温の低下と関節痛との間にも弱い相関関係が見られたが,露点や雨量には強い相関は見られなかった。 筆頭研究者のMcAlindon博士は「気象が関節炎に影響を及ぼすと一般の人々は確信しているため,こうした研究にはバイアスが生じやすい。そのためにも全く独立して得られた関節炎と気象などの研究データを組み合わせることにした。これにより,気象と関節痛との関連性を実際に強く示唆する結果が得られた」と述べている。 |
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