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  ◆◆ 病気 ◆◆ 

運動、ストレス管理により心疾患が抑制
  2005-04-05
WebMD

標準的な医療ケアに加え、運動およびストレス管理を行うことが、安定した心疾患患者の心臓に有用な可能性があるという。

心疾患は米国における死亡原因の第1位である。多くの人では、取り返しのつかないところまで達する以前に、心疾患が明らかとなる。こういった人々において運動およびストレス管理が有用な可能性を示す研究が、『Journal of the American Medical Association』に掲載された。

もちろん、この運動およびストレス管理の手法は、従来の医療ケアに取って代わることを意図したものではない。患者はこういったプログラムの実施中、慎重な医学的管理も受ける必要があるだろう。たとえ心疾患に罹患していなくても、運動やストレスの問題についてまず医師に確認してみるのもよい考えである。

最新の知見

新しい研究では、安定した心疾患をもつ患者のうち、運動を実施またはストレス管理に関するクラスを受講した患者(各患者の疾患状態に対するルーチンの医療ケアも受けた)において、これらを行わなかった患者よりも良好な経過が認められた。

この研究結果から、運動およびストレス管理研修の「高い有用性」が示唆される、と研究者であるデューク大学のJames Blumenthal, PhDらは記している。

運動およびストレス管理によって心疾患マーカーが低下しただけでなく、患者の精神的苦痛の軽減も認められた。要するに、患者の心臓はより健康となり、また心理状態も改善した。

本研究は比較的短期間かつ小規模であったため、長期的な有用性についてはなお不明である。しかし、この初期の研究結果は有望と思われる、と研究者らは報告している。

4カ月後には心臓がより健康に

参加者は134例(男性92例、女性42例)であった。年齢は40-84歳であり、安定した心疾患を認めた。

患者は最初にいくつかの検査を受けた。医学的な画像検査で心臓および血管が撮影された。精神ストレス検査も実施された。ある課題では、参加者にわずかな準備時間のみを与え、ある論争上のテーマについて評価者の前でスピーチするよう求めた。

次に参加者を3群に分けた。全例が標準的な医療ケアを受けた。この医療ケアに加え、一部の参加者は、正式な運動またはストレス管理プログラムを受けた。

プログラムの詳細

運動群は16週間にわたり、週3回、各35分間の運動を行った。これらの参加者は、通常の医療ケアも継続して受けた。また、各運動セッションは監督下で実施された。

第2の群は、正式な運動プログラムを受けない代わりに、4カ月にわたり、週1回、各1.5時間のストレス管理クラスを受講し、標準医療ケアも受けた。この群の参加者は、ストレスに対し建設的に対処する方法を学んだ。例えば、リラクゼーション、イメージ構築、問題解決、時間管理について指導を受けた。

このストレス管理クラスには、主としてその人の考え方が情動および行動を操っていること、また、ストレスとは、過度の要求と不十分な対応能力によって生じるアンバランス状態であることという、二つの中心概念があった。これらの問題に対処すれば、ストレスの処理は容易になる、とこの理論は示している。

有望な結果

運動およびストレス管理はともに有用であると思われた。両プログラムによって、心疾患リスクのマーカーは低下した。

血管が狭窄または硬化(アテローム性動脈硬化)している場合、動脈の血流は抑制される。血流の低下によって、さまざまな形の心疾患が引き起こされる。

この研究において、参加者の血管が血流変化に反応する能力は、約25%改善した。

心臓の画像検査でも、心ポンプ機能の低下がより少ないことが示された。

運動群およびストレス管理群では、これらのケアを受けなかった参加者に比べ、精神的苦痛および抑うつが少ないことも示された。苦痛および抑うつは、心疾患患者の転帰不良と関連付けられている。

しかしながら、長期的な転帰を追跡するためには、より大規模かつ長期的な試験を実施する必要がある、と研究者らは述べている。しかし、今回の知見から、運動およびストレス管理がどのように心臓を助けているのかについて、新しいてがかりが得られる可能性がある、と研究者らは述べている。

運動、ストレス管理、医療ケアのほかにも、心疾患に対抗するのに役立つ手法がある。禁煙、健康的な食生活、健全な体重の維持も、心臓にやさしい生活習慣である。



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