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◆かみ合わせで耳痛、難聴
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| 読売新聞に興味深い記事が掲載されていた。演歌歌手の原田悠里さんの体験である。 自身の歯茎の低下と激しい口を開けられないほどの痛み、聴力低下が、虫歯や歯周病の治療の合間に「食べ物を左右の歯で均等にかむ」などの咀嚼(そしゃく)指導を受け、左側の奥歯だけでかむ癖を改めたところ、半年後に聴力が回復したというのだ。 以下、読売新聞の記事より 「 東京歯科大の調査では、軽度難聴の傾向が見られた患者83人に、入れ歯や虫歯の治療と咀嚼指導を行ったところ、約半数の人の聴力が改善した。同大歯科は「適切なかみ合わせで顎(がく)関節の負担が減ったことなどが関係しているのでは」と、耳鼻科との共同調査を進めている。 耳の機能変化を調べて、適切なかみ合わせの位置を見つけ出し、顎関節症を治療する試みも始まった。 日本大学松戸歯学部教授の松本敏彦さんが考案した方法で、中耳の伝音機能を機械で確認しながら、歯に樹脂や金属のプレートをかぶせる治療を行い、この伝音機能が最も良くなる位置に下あごを調整する。すると、顎関節の痛みや耳痛、耳鳴りなどが消える例が相次ぎ、03年、耳症状を伴う顎関節症の治療法として高度先進医療に認められた。 松本さんは「あごや顎関節は、胎児期に中耳の骨から生まれる。耳とあごには共通の神経や血管があり、あごの異常が耳に及びやすいのではないか」とみる。 あごと耳の機能異常の関係は、実は20世紀前半に米国の耳鼻科医らが報告したが、長らく注目されなかった。原因不明の耳痛や耳鳴りに悩む人は多いだけに、解明が待たれる。 顎関節症 かみ合わせが良くないことなどをきっかけに、顎関節にずれや変形が起こり、激しい痛みや口が大きく開かないなどの症状が現れる。耳痛や耳鳴り、難聴などの耳症状をはじめ、頭痛や腰痛、肩こりなど体の各所に影響が及ぶこともあるとされる。」 |
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