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注;東洋医学で言う臓腑経絡は、西洋医学の内臓とは異なります。)
| 2005年10月号 |
■10年来の無排卵の女性 (昭和43年生、女性。旧No.2655) |
不妊症の女性の相談を受けた。
女性は当時35歳。10年ほど前から病院では無排卵と言われていたそうである。5年前に一度、排卵誘発剤で妊娠したとのこと。
問診を行うと、低温期が20〜45日と長めで安定していない。高温期も体温が上下し安定していない。病院では卵胞が成長する前に黄体へ切り替わっていると言われたそうである。また顏が赤く下半身が冷えると言い漢方医学で言う古血の体質と思われる。
糸練功で確認すると胆の腑陽証0.5合に古血を確認。また古血と相反する血虚を肝の臓陰証9合に確認。
まず古血の治療だけを開始する。甲字湯加黄?を選薬。
1ヵ月半後、3.5合に改善。
5ヵ月後、8.5合に改善。しかし肝の血虚が7.5合に低下。人参当芍散を追加。
6ヵ月後、今回の生理は9日間続き、茶褐色の生理だったそうである。しかし不思議と生理痛はなかったそうである。
8ヵ月後、古血は9.5合、肝の血虚10合に改善。この時、胆の陰証0.5合に陰の古血を発見。太陰病と判断し温経湯を追加する。
9ヵ月後、古血9.5合、血虚10合、陰の古血7合に改善。
11ヵ月後、妊娠。
36歳後半での出産となったが、この女性は複雑に病態が重なり、それを一つ一つ丁寧に取り、妊娠にこぎつけた例である。
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患者さんが服用した漢方薬
◎(3月8日〜8月23日)
| 甲字湯加黄ゴン |
陽の古血に対して |
1月分 |
12600円 |
◎(8月23日〜10月25日)
| 甲字湯加黄ゴン |
陽の古血に対して |
1月分 |
12600円 |
| 人参当芍散 |
肝の血虚に対して |
1月分 |
3600円 |
◎(10月25日〜翌1月31日)
| 甲字湯加黄ゴン |
陽の古血に対して |
1月分 |
12600円 |
| 温経湯 |
陰の古血に対して |
1月分 |
5400円 |
体質や病状で漢方薬の種類・服用量が一人一人変わります。ご予算の目安にして下さいね。
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