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医療気功「糸練功とは」?

糸練功

 太陽堂漢薬局では患者さんの病態をより正確に把握する為、漢方の四診である問診・望診・聞診の他に、医療気功である糸練功を駆使し患者さんの証(現在の体質と病態)を把握・判断していきます。
 
糸練功を駆使することより、従来諦められていた様々な難病等にも東洋医学的な対応策が出て来ております。

■糸練功は、問診や望診と同じく東洋医学の証(東洋医学上、体質・どの治療法・どの漢方薬が合うか)を決めるための技術です。診断とは異なります。(西洋医学的診断も東洋医学の証を決定する一つの情報となります)
糸練功で西洋医学的診断は出来ません。もし激しい症状や症状に変化が生じた場合、必ず医師の診断を再度受け、以前の診断と変わっていないかご確認下さい。

糸練功とは

 糸練功医療気功の一つです。気功には軟気功・硬気功外気功・内気功があります。糸練功軟気功・外気功を 使った医療気功です。
 
糸練功は「入江式FT(フィンガーテスト)」と「中国上海気功」とを合わせ、太陽堂漢薬局で改良開発された医療気功で す。
 
糸練功を駆使することにより、正確に患者さんの病態や体質を把握することが出来ます。

天地陰陽昇降始終の図
実際の糸練功風景@
実際の糸練功風景A

糸練功完成までの道のり


難経集註の図
 10年前入江先生よりFTを習い、FTが東洋医学の歴史の中で失われた「2000年前の伝説の糸脈診」に該当することを知りました。FTを使うと、2000年前の東洋医学の古典が如何に正確であるかを、判断できる能力が付きます。
 その後、上海中医学院の柴教授より
中国気功(内気功)を教えて頂いていた時、身体の経絡を動き回る「気の流れ」の変化をFTにより掴む事が出来る事に気付きました。
 また、FTに中国気功の
「調身」・「調息」・「意念」を組合すことにより、糸練功は筋力テストを基本としたOT(オーリング ・テスト)から延長発展したFTとは異なり、医療気功として発展していきます。

糸練功で何を診るの?

 糸練功では、生体だけでなく自然界の様々な「気」を観る事が出来ます。
 人間の身体は常に
経気と言うエネルギーが流れています。そのエネルギー・波動が狂うと人間は病気と成ります。糸練功で経気の流れを診ることにより、現在の患者さんの状態を正確に判断出来ます。
 また
経気が正常に流れるように一人一人の患者さんに糸練功を使い、漢方薬を合わせていきます

 
糸練功では、お病気ごとに経気の流れ臨床上36種(理論的には48種)に分けて調べていきます。これはネパールに残っていると言われる古代からの脈診(36脈)と関係しているかもしれません。

難経集註の図

糸練功で何が出来るの?

難経集註の図
患者さんの病態を正確に判断出来ます。
 糸練功の技術の一つ深浅診(シンザンシン)は10年程前に太陽堂漢薬局で開発した糸練功の技術です。
 
深浅診を使う事により、患者さんの病態を正確に把握でき、現在の「お病気の程度」「お病気の勢い(悪くなるスピード)」が分かります。
 また
再発の可能性改善状態等も判断できます。
 
 
深浅診には二つの物差が有ります。
1.深浅診合数
 【−1合】から【10合】まで11段階に病態を別けて判断します。
 【−1合】が最も悪く、【10合】が病的状態では最良の状態となります。
 改善する時は【2合】→【3合】→【4合】〜→【10合】と改善していきます。

2.深浅診厚み
 病の勢いを診ます。【±】、【±(1)】、〜【±(5)】、【1+】、【2+】、〜【6+】と段階が有ります。
 【±】が最も良く、厚みが強い【6+】ほど病勢が強く、病状は悪くなります。

3.合数厚みの関係は?
 合数現在の病気の状態であり、厚み病気の勢いです。
 自動車に例えれば、
合数はスピードであり、厚みは排気量です。排気量(厚み)の大きい自動車が80Kmの速度(合数)で走っているのと、同じスピード(合数・症状)でも排気量(厚み)の小さい自動車が走っているのとは状態が異なります。
 排気量(
厚み)が大きければ更にスピード(合数・症状)を増すでしょうし、排気量(厚み)が小さければスピード(合数・症状)も落とし易く病気も治り易いです。

任脈の図

督脈の図
先天的病、後天的病の判断をします。
 現在の病が遺伝的・先天的な要因にて生じているのか? 後天的な要因にて生じているのか判断出来ます。
 例えば、同じ糖尿病でも、遺伝的なものか、食生活等による後天的なものか判断出来ます。


骨の歪み・損傷・異常を判断出来ます。
 音素診を使います。例えば「頚椎の2番目、あるいは腰椎の4番目に異常がある。」というのが即座に判断出来ます。


お病気特有の反応穴(はんのうけつ)を使い、更に正確な判断をします。
 反応穴は太陽堂漢薬局で長年に亘り、何千人と言う患者さんの身体を調べ、お病気特有の反応を研究発見してきたものです。
 高血圧、不妊症、癌、肝炎、糖尿病・・・など各病気ごとに
反応穴が異なります。反応穴を使う事により、より正確な判断と最適な治療薬の選択が出来ます。


再発の有無を推測出来ます。
 先天的後天的病の判断深浅診を使えば、再発の可能性を推測できます。
 通常、後天的病で
深浅診【10合±】まで治療をすると、再発はしにくいと考えられます。
 また先天的要素のある病や老化が原因の病などは、治療終了後も再発防止のため、健康維持の方策を採らなければなりません。


遠方の患者さんでも診る事が出来ます。
 遠くに離れていても、患者さんの病態を診ることが出来ます。
 患者さんの
「直筆の字」を使い遠隔診を行えば、遠方の離れた患者さんの病態を正確に診る事が出来ます。
 
「直筆の字」は本人が書いた物なら何年経っていても大丈夫です。
 太陽堂漢薬局では、以前ヨーロッパにいる患者さんを
遠隔診にて調べ、治療した経験があります。この時も驚くべき事に、1日の服用量を0.1g単位(耳掻き一杯の量の違い)まで調べ上げています。



衝脈の図

東洋医学の中の糸練功 総論

 糸練功で診るのは、身体の中を流れる「気」の流れ、経気です。
 人間の身体は、病になると経気の流れに変化が生じます。
糸練功では、正経十二経、奇経八脈の経気の流れと特徴を診ていきます。それが漢方の証の判断の大きな目安となります。

 
肝炎の患者さんの身体を糸練功で診るとき、肝炎を診るのではなく、肝臓から発せられる経気の変化を診ます。風邪の患者さんを診るとき、風邪を診るのではなく風邪の影響により変化した経気の流れを診ていきます。同じ風邪でも人により経気の流れは異なります。
 
経気の流れを正常にすると、原因である風邪が治るのが東洋医学の理屈です。「肝炎だからこの治療法、この薬。風邪だからこの薬」と診断治療する西洋医学とは根本的に診断方法も考え方も異なります。 

 
例を挙げますと、右肋骨下部の痛みを訴えられる患者さんを診るとします。
 右肋骨下部には肝臓や胆嚢の臓器や様々な経絡が流れています。そこには各臓器や経絡を流れる様々な気があります。
 それら気の流れを改善する漢方の証を探していきます。そして、いくつかの漢方証が選択されます。そのどれを使うか迷う所です。最も可能性の高い薬方から試すこととなります。
 例えば
柴胡桂枝湯加芍薬で右肋骨下部の痛みが改善したら、患者さんの訴えは肋間神経痛が原因だったと推測できます。
 或いは
茯苓飲合四逆散で改善したら胆石が原因だったと推測されます。
 何故なら右胸腹部の痛みの場合、柴胡桂枝湯加芍薬は肋間神経痛に多用され、茯苓飲合四逆散は胆石に多用されることが経験的に解っているからです。

 
漢方医学は、診断が病名ではなく、証の診断(病態を改善するのは○○という漢方薬が適合と判断)が特徴です。
 そのため胆嚢炎に多用される薬方が適方となると、背理法的に胆嚢炎が原因でないかと推測できます。同様に頭痛でも
釣藤散証と判断されると脳動脈硬化が原因と推測され、呉茱萸湯証と判断されると脳の血管拡張が原因(東洋医学的原因は胃寒)と推測できます。

 
糸練功では東洋医学の診断(証の判定)を行い、どの薬方が適応か判断します。その適応薬方から考え西洋医学的な病態をある程度推測できます。

 
糸練功は経気を診るため、他の経気と見間違わないためにも、正確な病名は1つの大きな情報となります。また皮膚病などは症状の酷い正確な箇所(出来れば写真)などが必要となります。指の痛みなども「右手親指第2関節の痛み」等の正確な情報が必要となります。


小建中湯の図
小建中湯の服用により改善される病態

 西洋医学的には、肝炎・肝硬変、胃潰瘍、虚弱体質、紫斑病、夜尿症などに適用される
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