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漢方薬と漢方の相談専門薬局と伝統東洋医学

漢方用語集

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漢方用語 説明
噫(アイ)
おくび、げっぷ.

噫気(アイキ)
おくび、げっぷ


暗経(アンケイ)
無月経.

胃気(イキ)
消化機能、生きる力.

遺屎(イシ)
大便失禁.

遺溲(イシュウ)
大便または小便失禁.

倚息(イソク)
物に寄りかかって息をする.呼吸困難.

痿弱(イジャク)
運動麻痺.

委中(イチュウ)
 膝関節の中側のくぼみの所にある経穴(ツボ)で、膝をかがめた時にできる皺の中にあり、ここに鍼をさしたり、三稜針を用いたり、血を取ることが古代から行われている。足の太陽膀胱経に属する.

委中毒(イチュウドク)
 このものは失栄とともに、悪性の腫物をさし、委中毒は委中のあたりにできるものをいい、失栄は頸、項耳の付近にできるもを言う.「瘍科秘録」に詳細に出ている.

噎(イツ)
エツとも読む.むせぶ.

一宿(イッシュク)
一晩.

遺尿(イニョウ)
小便失禁.

痿躄(イヘキ)
下肢の運動麻痺.

飲(イン)
 痰飲に同じ.
 淡飲ともかく、水毒の総称.水の変によって起こる病気.また胃内停水を指す.「金匱要略」に”その人、素盛んにして今痩せ、水脹間を走りて瀝々として声あり.之を痰飲という”とある.

引経報使(インケイホウシ)
 經絡に対する薬物の選択作用を論じたもので、十二經に対して、ある薬物が、ある経へ行く使いの薬であるという意味である.

飲癖(インヘキ)
慢性の溜飲症.

引飲(インイン)
口渇きのはなはだしい状.

陰挺下脱(インテイカダツ)
子宮下垂.

陰陽易(インヨウエキ)
病後に房事によって病勢の悪化することを言う.

イン診(インシン)
蕁麻疹.

咽中炙臠(インチュウシャレン)
咽頭部に炙った肉の一片が引っかかっているような異物感のこと.

陰陽(インヨウ)
 漢方医学の古典に出てくる陰陽の概念は、時と場合によって種々雑多であるため、この医学を研究するものにとって、一つのの障害にさえなっている.
詳しくはこちら→

陰証(インショウ)
 病の状態が静的で沈降性で、寒性で、新陳代謝の沈衰している状態を言う.尿も色薄く、手足は冷え、脉は沈、遅、細、微となり、顏色は青く、生気に乏しい.乾姜附子などによって構成された薬方が用いられる.

陰虚火動(インキョカドウ)
 陰は水で腎に相当し、火は陽で心に相当する.ところが、この火と水は相剋の関係にあるから、水である腎が房事過度などのために衰えると、火である心の働が強くなって、臍部に動悸が高まる.これを陰虚火動といって地黄剤を用いる目標である.

熨(イ)
 薬物を温めて患部をさすったり、なでたりすることを言う.熨引(イイン)とも薬熨(ヤクイ)ともいう。その他、酒を温めて患部を磨することを酒熨(シュイ)という.

胃反(イハン)
胃飜に同じ.吐くことを主訴とする病気.胃拡張.幽門狭窄など.

噎膈(イッカク)
膈噎(カクイ)ともいう.嚥下困難を主訴とする病気.食道癌などもこの中に入る.

溢飲(イツイン)
 浮腫の一種.
 金匱要略には”飲水流れめぐりて四肢に帰し、まさに汗出づべくして汗出ず、身体疼重す.これを溢飲(イツイン)と曰う.”とある.

飲家(インカ)
 平素から水飲(水毒)のある人.
 金匱要略に”久セキ数歳なるも、その脈弱の者は治すべし.実大数の者は死す.その脈虚の者は必ず冒を苦しむ.その人もと支飲あて胸中にある故なり.治は飲家に属す”とある.

鬱冒(ウツボウ)
意識朦朧(イシキモウロウ)

暈絶(ウンゼツ)
昏倒(コントウ)

瘟(ウン)
 急性伝染病の総称.
 瘟疫(ウンエキ)または温疫(ウンエキ)に同じ.「温疫論」の著者呉又可は、傷寒は伝染せず、温疫(ウンエキ)は伝染するといって、2つの病気を区別しているが、「傷寒論」の原文に出てくる傷寒も今日の腸チフスのようなものであったと推測せられる.

烏晴(ウセイ)
虹彩(コウサイ).

温疫(ウンエキ)
温病(ウンビョウ)に同じ.チフスのような熱病.

衛(エ)
 衛気と同じ.
 もろもろの邪を防衛する力があり、「素問」の痺論には衛は水穀の悍気で、脈の中に入ることができないで皮膚や肉の中をめぐっている気で、これに逆らえば病み、これに従えば癒ゆとある.

栄(エイ)
 「素問」の痺論に、栄は水穀の精気で、五臓を調和し六腑にそそぎ、よく脈に入る.故に脈をめぐって上下し、五臓を貫き、六腑にからまるとあるから、消化吸収された栄養素をさしたものであろう.また栄と営と同様の意味に用いられ、血管を営という場合がある.人の体が血液を蔵している営舎のようだから、このように名づけたという.そこで営血といえば血液そのものである.

栄衛(エイエ)
 営衛とも言う.営または衛との関係について「霊枢」営衛生会篇には、穀気が臓腑に入って清める者は営となり、濁れるものは衛となり、営は脈中にあり、衛は脈外にあり、営はめぐって休まず、50にしてまた会し、陰陽相貫くこと、環に端のないようである.営は中焦から出て、衛は下焦から出るとある.これについて種々憶測や見解が、何人かによって行われたが、今、それが何であるかはっきりしたことは不明である.

エイ瘤(エイリュウ)
コブ

疫眼(エキガン)
流行性結膜炎、はやりめ

エツ
吃逆

エツ逆(エツギャク)
吃逆

遠血(エンケツ)
腸出血、大便の後、肛門から遠い所で出血する.

悪寒(オカン)
 さむけ、布団をかぶって寝ていても、ぞくぞく寒く感ずる.悪寒は太陽病の時にみられる症状であるが、少陰病にもみられる.「傷寒論」に”病発熱ありて悪寒する者は陰に発するなり”とある.発熱悪寒は太陽病の症状で、熱なく悪寒は、少陰病の症状である.

悪風(オフウ)
 これも寒気であるが、外気に触れたり、風にあったりしたときにだけ、不快な違和感を感じることをいう.悪寒は太陽病のときにだけ見られる症状である.「傷寒論」に”太陽病、発熱汗出で悪風、脈緩のものは名づけて中風となす.”とある.悪寒のある場合も、悪風のある場合も、下剤を用いることは禁忌である.だから、問診にさいしては、これをたずねることが大切である.

悪熱(オネツ)
 陽明病にみられる熱で、悪風や悪寒を伴わず、熱に耐えがたく悶え苦しむ状がある.「傷寒論」に”問ふて曰く、陽明病の外証、何を云うか、答えて曰く、身熱して汗自ら出で、悪寒せずして反って悪熱するなり.

オ熱(オネツ)
 裏にこもった熱で、尿利の減少を伴う.後世派で湿熱と呼んだものがこれにあたる.「傷寒論」に”これオ熱、裏にありとなす、身必ず黄を発す、茵陳蒿湯之を主る”の語がある.

悪心(オシン)
吐き気

オ血(オケツ)
 漢方独特の概念で”オ”はオ帯の意味で、停滞している状態をいう.だからオ血とは、うっ滞した血液の意である.
 オ血のある患者には、次のような徴候が見られる.口が乾燥して水で口をすすぐことを好むが、飲みたくはない.他覚的に腹部に膨満がないのに、自覚的に腹滿を訴える.全身的または局所的に灼熱感がある.皮膚や粘膜に紫斑点、青筋、皮膚の甲錯(さめはだ)、舌の辺縁の暗紫色、唇が蒼い、大便の色が黒い、出血しやすい、脈は沈結、大遅などを呈することが多い.特定の腹証を呈する.主として下腹部に抵抗と圧痛を訴える.

黄胖病(オウハンビョウ)
貧血して動悸、息切れを訴える病気、十二指腸虫病など、坂ノ下ともよばれた.

往来寒熱(オウライカンネツ)
 悪寒と熱が交互に往来すること.悪寒がやむと熱が上がり、熱が下がると、また、悪寒がする熱型で、少陽病のときに良くみられ、柴胡剤を用いる目標である.

黄汗(オウカン)
衣を黄に染める汗で、黄汗病では発熱、浮腫などを伴う.

鴨溏(オウトウ)
軟便.鴨の便の如く軟らかい.

温薬(オンヤク)
漢薬を寒熱温涼(冷)平の5種に分類する.

温補(オンポ)
 温め補う治療法、陰証のものは温め、虚証のものは補うのが一般の法則であるから陰証であってしかも虚証であれば、温補を施す.温補剤には、人参湯、附子理中湯、四逆湯、真武湯などがある.

咳逆(ガイギャク)
こみ上げてくる咳.

咳血(ガイケツ)
喀血.

カイ歯(カイシ)
ハギシリ

冴疳(ガカン)
歯槽膿漏.

鷲雁風(ガガンフウ)
汗庖.みずむし

鷲掌風(ガショウフウ))
指掌角皮症.

外感(ガイカン)
 外邪によって起こった病気.感冒、腸チフス、インフルエンザなどを外感とよんだ.
 外感の治は張仲景(『傷寒論』の著者)にのっとり、内傷の治は東垣(脾胃論.内外傷弁惑論などの著がある.)によるという言葉がある.
 これは外感の治療は『傷寒論』を手本として行い、内傷の治は、李東垣の説に従ったのが良いという意であるが、日本では、古方派の台頭以来、一部では『傷寒論』に、万病を治する規範があると主張し、内傷もまた『傷寒論』で治しえるものと断じた.
 この場合の『傷寒論』は傷寒雑病論の略で『傷寒論』と『金匱要略』とをさしている.

咳嗽(ガイソウ)
気管や気管支、肺疾患のみならず、他の臓器の疾患でも起こりうる咳。

火逆(カギャク)
温熱を加えて無理に発汗させたために起こった一種の反応.

火帯瘡(カタイソウ)
帯状疱疹、ヘルペス

火丹(カタン)
丹毒.

仮熱(カネツ)
真熱に対していう仮の熱.真寒仮熱ともいう.

蝦マ瘟(ガマウン)
顔面丹毒.耳下腺炎.咽喉ジフテリアなど.

癇(カン)
 精神病をさす.『古今医統』には大人を癲といい、小児を癇という.癇は発作に間がある意ともいう.

疳(カン)
 疳には疳触の意味があって、虫に侵食されたという意で走馬牙疳、下疳などの疳は、この意味で用いられている.
 一方また五疳というのは、これと違った小児の病気で俗に疳の虫によって起こると考えられた.今日の腺病質、神経質の小児、小児結核

寒(カン)
 新陳代謝が衰えて、寒冷の状を示す場合を寒とよぶ.
 この場合、患者は自覚的に手足が冷えるといい、脈も沈遅、遅弱を示し、尿も澄明で、顏色は蒼い.このように、医師が四診によって、寒冷の状を認めるならこれを寒とする.
 しかし表に熱があって、裏に寒がある場合があり、上半身に熱があって下半身に寒があることがあり、寒熱が相錯綜している状態が多いから、寒熱の判断は必ずしも容易ではない.なお古典に寒とある場合に、寒邪すなわち外邪を意味することがある.
 傷寒の寒はこれに属する.

寒熱(カンネツ)
 寒と熱、寒にはいろいろの意味があり、ある時は新陳代謝の沈衰を意味し、ある時は寒冷を意味し、ある時は水を意味し、ある時は邪を意味し、また悪寒を意味する.
 熱にもいろいろの意味があり、ある時は新陳代謝の亢進を意味し、ある時は火を意味し、ある時は体温上昇を意味する.
詳しくはこちら→

肝鬱(カンウツ)
神経症、気分のふさがる病気.

肝斑(カンハン)
 肝経の虚によって生ずる病状.素問に”肝虚するときは、目コウコウとしてみる所なく、耳聞くところなく、善く恐れて人のまさに之を捕えんとするが如し”とある.

疳眼(カンガン)
角膜乾燥症.フリクテンなどの結膜アレルギーによる眼病.

乾嘔(カンオウ)
からえずき.物の出ない嘔吐.

頑麻(ガンマ)
知覚麻痺のはなはだしいもの.

気(キ)
 漢方の古典に気が上衝するとか、気が散ずるとか、気が鬱するとかいう言葉がみられる.
 気は形がなくて、働きだけのものであるとされているが、これが疾病の成立に重大な役割をしている.病気という言葉がすでにこれを証明している.

気剤(キザイ)
 病気は気のうっ帯よって起こり、また病気になると、気が上衝し、気がめぐらなくなる.後藤艮山は、万病は一気の留滞によって生ずるといい、順気剤を作って用いた.

気虚(キキョ)
 元気が衰微して、活発に活動のできないもの.四君子湯補中益気湯などの適応する証である.

気急(キキュウ)
呼吸促迫.

気分腫(キブンシュ)
気のめぐりが悪くて浮腫の来たもの.

気淋(キリン)
神経症の尿意頻数.

喜嘔(キオウ)
たびたび吐く事.

喜欠(キケツ)
たびたび欠伸(あくび)する事.

喜唾(キダ)
たびたび唾(つば)を吐くこと.

鬼背(キハイ)
俗に言う[せむし]

胸脇苦満(キョウキョウクマン)
 胸から季肋下にかけて充満した状態があって、この部を按圧すると、抵抗と圧痛を訴える状態をいい、柴胡剤を用いる大切な目標である.
 「傷寒論」には、”傷寒、五六日、中風、往来寒熱(オウライカンネツ)、胸脇苦満黙々として飲食を欲せず(中略)小柴胡湯これを主る”とある.

胸痺(キョウヒ)
 胸が詰まったように痛む病で、心臓、胸膜などの疾患ばかりでなく、この病でもこのような症状を呈する.
 「金匱要略」の胸痺の篇には”胸痺の病、喘息、咳唾、胸背痛、短気云々” ”胸痺臥とするを得ず、心痛背に徹する云々” ”胸痺、胸中気塞短気云々”とある.

虚実(キョジツ)
 虚とは病に抵抗していく体力の衰えている状態を言い、実とは病に抵抗する体力の充実している状態を言う.一般に頑強な体格の人を実とし、虚弱な筋骨薄弱な人を虚とする説が行われている.
 しかし平素の体質は、病気になったときの虚実に、必ずしも一致しない.虚証と思ったものが案外実証であったり、実証のように見える虚証がある.また表が虚していて、裏が実していることがあり、上半身が虚していて、下半身が実していることもある.
 虚実の判定は、漢方の診断治療の根本であるが、この診断は必ずしも容易ではない.なぜならば虚実にも段階があり、かつ虚中に実があり、これを鑑別するは多年の経験を必要とする.
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虚火(キョカ)
 疲労、損傷などのために起こった発熱、炎症、充血などを指し、虚熱(キョネツ)とも言う.これの治療には人参黄耆茯苓などの補剤を用いる.

虚憊(キョハイ)
はなはだしい衰弱.

虚煩(キョハン)
元気が衰弱して煩を覚えること.

虚痢(キョリ)
真武湯を用いなければならないような虚証の下痢.

驚風(キョウフウ)
ひきつける病、脳膜炎およびこれに類似の病.

客証(キャクショウ)
主訴に対する言葉で、いつでもなければならない証ではなく、あったりなかったりする証.

客忤(キャクゴ)
物におびえる.見慣れないものをみて驚きおびえて人事不省となる.

金創(キンソウ)
外傷、切り傷.

欣熱(キンネツ)
炎症.

欣腫(キンシュ)
炎症による腫脹.

近血(キンケツ)
痔出血、肛門近くの出血で出血の後で大便が出る.

噤口痢(キンコウリ)
赤痢で食欲の全くないもの.

九竅(キュウキョウ)
 人には9箇所の穴があり、耳、目、鼻、肛門、尿道がこれにあたるとした.霊枢邪客篇に”地に九州あり、人に九竅あり”とある.

肌膚甲錯(キフコウサク)
皮膚が滋潤を失ってガサガサしている.

逆経(ギャクケイ)
月経時に口鼻から出血するもの.代償月経.

久寒(キュウカン)
古い冷えた水毒.

休息痢(キュウソクリ)
下痢が発作性に起こって長い間治らないもの.

急痛(キュウツウ)
急迫性の疼痛.

悸(キ)
心悸.動悸.

駆オ血剤(クオケツザイ)
 オ血を目標にして用いる方剤で桃核承気湯大黄牡丹皮湯桂枝茯苓丸、抵当湯などをいう.


口不仁(クチフジン)


 口に味を覚えないこと、傷寒論に三陽の合病、腹満、身重くして、転側しがたく、口不仁(中略)白虎湯之を主る”とある.


薫法(クンポウ)


 煙の匂いを嗅がせて、病気を治す法、また患者に煙を当てて治す場合もある.梅毒の治療に水銀剤などで作った薫剤を用いた.
 「金匱要略」には、繞虫に雄黄の薫法を用いて、肛門にその煙を当てている.永田徳本の十薫法は有名である.


君火(クンカ)


 後世医学において火を君火と相火に分け、君火は、心臓の活動を意味し、人体の生理的活動はこの君火の作用によるもので、単に君火というのは、生理的活動現象である.


君臣佐使(クンシンサシ)


 君薬は病を治す主役をなす薬で、臣薬は君薬を助け、佐薬は補佐し、使薬は使役の任に当たるという用薬の方式である.


クン痺(クンピ)


知覚麻痺.


経水(ケイスイ)


月経.


痙病(ケイビョウ)


破傷風またはこれに類する病、痙病に軽症の柔痙と重症の剛痙とある.


経絡(ケイラク)


 漢方医学独自の体系を持つ気血運行の通路として理解されているもので、次のようなものがある.
 手の太陰肺経、足の陽明胃経、足の太陰脾経、手の少陰心経、手の太陽小腸経、足の太陽膀胱経、足の少陰腎経、手の厥陰心包経、手の少陽三焦経、足の少陽胆経、足の厥陰肝経、その他がある.

経絡病(ケイラクビョウ) 病状が急性の場合や、慢性的な病状をお持ちで一時的に症状が悪化したり急激な変化をした場合などに、経絡脈診で現れる。

経穴(ケイケツ)


俗に言うツボで鍼灸の施治に不可欠のもの、孔穴、ユ穴、気穴などともいう.


牙疳(ゲカン)


 歯茎や口腔粘膜に潰瘍を生ずる病気、急激に経過する悪性のものを走馬牙疳という.
 の項を見よ.


下利(ゲリ)


下痢.


下元(ゲゲン)


下焦に同じ.


下血(ゲケツ)


肛門からの出血.腸出血.


下重(ゲジュウ)


しぶり腹.裏急後重.


厥(ケツ)


四肢の冷えること.


厥逆(ケツギャク)


 単に厥(ケツ)、厥冷(ケツレイ)ともいう.四肢の末端から次第に厥冷すること.
 傷寒論に”少陰病、下利清穀、裏寒外熱、手足厥冷、脈微絶せんと欲し、(中略)通脈四逆湯之を主る”とある.


厥陰病(ケッチンビョウ)


 三陽三陰の項を参照.
 厥陰病については、傷寒論に”凡そ厥する者は、陰陽の気相順接せず、すなわち厥をなす、厥は手足厥冷の者、是れなり”とあって、陽の気が上にのぼり、陰の気が下に残って、陰陽の気が離れ離れになって、相交易しないから、手足が厥冷するのであるというのが、この条文の意である.さて厥陰病では、上熱下寒の状が、胸中には灼熱的の痛みがあり、腹がすいているようで食べられない.食すると吐く、もしこれを誤って下すと、下痢がやまなくなる.


血癖(ケッペキ)


オ血塊.


血証(ケツショウ)


オ血の証.


血熱(ケツネツ)


 熱の一種で、婦人ことに産後などに見られ、熱のために手足などが気持ち悪く熱くてじっと布団に入れていることのできないほどの灼熱状がある.


血海(ケッカイ)

漢方の古典の素問には、「女性は14歳になると生殖能力ができる。それは任脈が完全に流通し、血海である衝脈も盛大になってくるので、月経が定期的に下るようになる。そして子を産む能力が完備するのである。」と書かれてあり、妊娠できないのはこの原理が成立しない場合であり、それは任脈が完全に流通せず、血海の衝脈が盛大ではないために生殖能力が発揮できないからである。


血虚(ケッキョ)


貧血、気虚に対していう時は痩せて肉が堅く色が浅黒く活動力のある人.


血室(ケツシツ)


血分、子宮にあてる人もある.


血痺(ケッピ)


知覚鈍麻で痛を伴わないもの.


血分腫(ケツブンシュ)


月経閉止による浮腫.


血淋(ケツリン)


尿が淋瀝して出血を伴うもの.


血瀝痛(ケツレキツウ)


月経の通じが悪くて腰部の痛む病.


結核(ケッカク)


 今日の結核菌を原因とする病気のことではない.核を結ぶという意味で、リンパ筋腫などを指している.


結毒(ケツドク)


第2期、第3期の梅毒で、結毒眼、結毒筋骨痛、咽頭結毒などがある.


月信痛(ゲッシンツウ)


月経痛.


懸飲(ケンイン)


痰飲の一種.金匱に懸飲は飲水流れて脇下にあり咳嗽すれば引痛するとある.


眩悸(ゲンキ)


眩暈と心悸亢進.


攻撃剤(コウゲキザイ)


瀉下剤.吐剤.発汗剤などの瀉剤の事を攻撃剤という.


五行(ゴギョウ)


木、火、土、金、水


五行配当(ゴギョウハイトウ)


 宇宙の万般は五行によって構成せられているとの世界観の下に、すべてのものに、五行が配当せられ、
木は肝、胆、怒、東、青、酸、春、眼、仁、3、風、筋膜にあたり、
火は心、小腸、喜、南、赤、苦、夏、舌、礼、2、熱、血脈にあたり、
土は脾、胃、憂思、中央、黄、甘、土用、唇、信、5、湿、肌肉にあたり、
金は肺、大腸、悲、西、白、辛、秋、鼻、義、4、燥、皮毛にあたり、
水は腎、膀胱、恐驚、北、黒、鹹、冬、耳、智、1、寒、骨髓にあたる.


五心煩熱(ゴシンハンネツ)


全身の煩熱.


更衣(コウイ)


大便をすること.昔の高官は大便する度に衣を着更えた.


古方派(コホウハ)


 漢方の1つの流派で、徳川時代中期になって初めて唱えられ、「傷寒論」、「金匱要略」に準拠して診療、治療を行うべしと主張し、五行配当を否定した.


後世派(ゴセイハ)


 漢方の1つの流派で、徳川初期、曲直瀬道三らによって行われ、陰陽五行の理によって、主として宗元以降の処方を用いた.


拘急(コウキュウ)


筋肉の引きつれること.


拘攣(コウレン)


筋肉の異常緊張.


枯燥(コソウ)


皮膚に光沢がなくガサガサしていること.


枯サク(コサク)


栄養が悪く痩せて、皮膚がガサガサしている.


口眼カ斜(コウガンカシャ)


口や眼がゆがむ顔面神経麻痺.


五志の憂(ゴシノユウ)


中国の医学書素問には「五臓は五気生育して喜び怒り悲しみ憂い恐れを生ずる」と記されています。五つの感情(怒・喜・思・憂・恐)を「五志」といい五臓(肝・心・脾・肺・腎)と密接な関わりがあり、五臓が活発ならば五志も盛ん、五志が低下すれば五臓機能も低下すると考えます。心乱されれば身体に異常が出ます。
現代でいう自律神経失調やストレスによる影響のことです。


胡臭(コシュウ)


ワキガ、胡気とも言う.


厚薬(コウヤク)


気味の濃厚な薬.


狐惑病(コワクビョウ)


 一種の精神病.金匱要略に”狐惑の病たる、状狐惑の如く、黙々として眠らんと欲し、目閉づるを得ず、臥起安からず、食臭をきくをにくみ、其面目、たちまち赤く、たちまち黒く、たちまち白し、甘草瀉心湯(カンゾウシャシントウ)を主る.”とある.


合方(ゴウホウ)


 2つ以上の処方を1つにすること.例えば大柴胡湯合半夏厚朴湯、このときは、この2つの処方に共通な半夏と生姜は、その片方だけをとり、量の多いほうの分量に従えばよい.


臍下不仁(サイカフジン)


 八味丸を用いる場合の腹証で、臍下に弾力がなく、脱力して凹んでいる状を言う.小腹不仁をみよ.


臍下拘急(サイカコウキュウ)


これも八味丸の腹証で、下腹で腹直筋が硬く突っ張っている状を言う.


雑病(ザツビョウ)


 傷寒に対する雑病で、傷寒のような熱病以外の一般の病気、金匱要略は雑病について論じているので、雑病論ともいう.


三焦(サンショウ)


上焦、中焦、下焦.


三陰三陽(サンインサンヨウ)


 三陽は、太陽、陽明、少陽、三陰は、太陰、少陰、厥陰、傷寒論の三陰三陽の病は、素問、霊枢にある六経病とその名称は似ているが、内容が異なる.傷寒論では、三陰三陽について次のように述べている.
 太陽の病たる、脈浮、頭頂強痛して悪寒す.
 陽明の病たる、胃家実是なり.
 少陽の病たる、口苦く、咽乾き、目くるめくなり.
 太陰の病たる、腹満して吐し、食下らず、自利益々甚だしく、時に腹自ら痛む.若し之を下せば必ず胸下結鞭す.
 少陰の病たる、脈微細、但んと欲するなり.
 厥陰の病たる、気上って心を撞(ツ)き、心下疼熱、飢えて食を欲せず.食すれば即ちカイを吐し、之を下せば痢止まず、以上を更に言葉を換えて説明すると、次のようになる.
 太陽病は表に邪熱のある場合で、これに虚実がある.表虚のものは、桂枝湯、表実のものは麻黄湯.
 陽明病は裏の実熱である.これは承気湯が用いられる.
 少陽病は半外半裏熱証である.これには柴胡剤が用いられる.
 太陰病は裏の虚寒である.これには人参湯、四逆湯の類を用いる.
 少陰病には表に寒邪のあるものと裏に虚寒のものとあり、表の寒邪には麻黄附子甘草湯、麻黄附子細辛湯を用い、裏の虚実には四逆湯、真武湯の類を用いる.
 厥陰病は、半外半裏の虚寒証で、四逆湯、当帰四逆湯、烏梅丸などが用いられる.これらの詳細を知らんとすれば、傷寒論を研究しなければならない.ここにはただその1班を述べたに過ぎない.


支飲(シイン)


 胸部または心下部に水毒が停滞し、そのために咳嗽、呼吸困難を起こす病気、代償機能障害を起こした心臓弁膜症、腎炎、肺水腫などで支飲の状を呈するものがある.
 『金匱要略』には”咳逆、倚息、短気、臥すを得ず、其形、腫の如きは之を支飲と謂う”とある.木防已湯は支陰に良く用いられる.


時疫(ジエキ)


流行性の熱病.


時毒(ジドク)


流行病.


四逆(シギャク)


四肢の厥冷.


失栄(シツエイ)


たちの悪い腫れ物.癌腫の類.


証(ショウ)


 証には2つの異なった意味がある.1つは症候群の意味である.頭痛、腰痛、下痢のような病証をさす場合、他の1つは随証治療とするか、証に随って治すとかいう場合の証である.
 近代医学の診断は、病の本態を探求し、その原因を究め、病名を決定するが、漢方では、これとは別に証の決定と言う問題がある.
 この場合の証は、症候群の意味ではなく、この病人(個々の具体的な病人)には、どんな治療を施すべき確証があるかという意味の証である.証にはあかしの意味がある.この場合の証は、頭痛、惡寒などの個々の症状を指すのではなく、この病人の現すいろいろの症状を、漢方独自の診断方法によって総合観察して、その病人に葛根湯で治る確証があれば、その病人には葛根湯の証があると判断し、小柴胡湯で治る証があれば、小柴胡湯の証があると診断する.病名の代わりに、処方名の下に証の字をつけて診断名とする.
 だから同じ病気でも、個人差によって、証が違ってくるから、用いる処方も違ってくるのである.また全く違う病気でも、証が同じであれば、1つの処方を双方に用いることになる.


湿労(シツロウ)


慢性の湿毒で体の衰弱をきたしたもの.


湿熱(シツネツ)


 尿利の減少を伴う熱を言う.『傷寒論』で、オ熱よんだ熱がこれにあたり、後世派では湿熱と呼んでいる.


湿(シツ)


水気または水毒の意.俗間では、梅毒のある種の皮膚病を湿とよんだ.


実火(ジツカ)


 陽明病の炎症、充血、発熱をいい、これを治すには石膏大黄黄連等の寒剤が用いられる.


消渇(ショウカツ)


 のどがひどく渇いて水を飲むのに、小便の出の少ないことを消渇といったが、糖尿病も含まれる.


身熱(シンネツ)


 潮熱に似て、全身に熱があるが、潮熱のように一定のときを定めて出ることはなく、また発熱を伴うことはない.この熱は少陽病や陽明病のときに見られる.身熱悪風は少陽病のときにみられるが、陽明病では悪風を伴わない.


傷冷毒(ショウレイドク)


リウマチおよびこれに類する病気.


上焦(ジョウショウ)


横隔膜より上部.


上衝(ジョウショウ)


 気が上に上ること.『傷寒論』に”太陽病、之を下して後、その気上衝する者は、桂枝湯を与うべし、若し上衝せざる者は之を与ふべからず”とある.


小腹不仁(ショウフクフジン)


 下腹部の知覚鈍麻または麻痺の意であるが、八味丸証では、下腹の脱力感を認めることが多い.


小腹拘急(ショウフクコウキュウ)


 下腹部で恥骨の近くで、腹直筋の突っ張っている状で、八味丸の腹証である.


真寒仮熱(シンカンカネツ)


 四逆湯証で熱のあることがある.これは真の熱ではなく、仮の熱で、寒の方が真である.この真寒仮熱を真の熱を誤って、寒冷の薬を用いると病証は返って増悪する.真熱仮熱の場合は四逆湯で寒を温めると、仮の熱は返って消える.真寒仮熱では、熱があっても、脈は遅であり、大でも力がなく、尿は清白である.


腎虚(ジンキョ)


下焦の虚、精力減退。 腎とは現代医学的には、腰から下(下肢、生殖器、性ホルモン、膀胱、腎臓)と眼の水晶体を指す。 
 

心下痞(シンゲヒ)


みぞおちがつかえる.


心下痞硬(シンゲヒコウ)


みぞおちがつかえて硬い.


心風(シンプウ)


神経症.神経衰弱症.


四診(シシン)


 漢方の4つの診療法で望(ボウ)、聞(ブン)、問(モン)、切(セツ)がこれである.
 望はすなわち視診である.
 聞は聞診で、患者の声を聞いたり、喘鳴を聞いたりする他に体臭、口臭、その他の排泄物の臭気をかぐことも聞診である.
 問診は患者の訴えをきくことである.
 切は医師が手を患者に接触せしめて診察する方法で、脈を見たり、腹診をしたり、経絡や経穴を探ったりするのは、切である.切を切脈すなわち脈診の意にだけ解釈して、これに腹診と背診を加えて6診としたりするものもある.


糸練功


糸練功は
医療気功の一つです。気功には軟気功・硬気功、外気功・内気功があります。糸練功は軟気功・外気功を使い、「入江式FT(フィンガーテスト)」と「中国上海気功」とを合わせ、太陽堂漢薬局で改良開発された医療気功です。

 人間の身体は常に
経気と言うエネルギーが流れています。そのエネルギー・波動が狂うと人間は病気と成ります。糸練功で経気の流れを見ることにより現在の患者さんの状態を正確に判断出来ます。
 また
経気が正常に流れるように一人一人の患者さんに糸練功を使い、漢方薬を合わせていきます

糸練功の合数


合数現在の病気の状態です。
病気の状態を-1〜10合の11段階に分けて判断します。
-@合が最も悪く、I合が病的状態では最良の状態となります。
改善する時はA→B→C〜→I合と改善していきます。


糸練功の厚み


厚みは病気の勢い
です。
【±】、【±(1)】、〜【±(5)】、【1+】、【2+】、〜【6+】と段階が有ります。
 【±】が最も良く、厚みが強い【6+】ほど病勢が強く、病状は悪くなります。


水(スイ)


 淡、痰、飲、痰飲みな同じ意味である.漢方医学で痰というのは今日の喀痰を指すのではない.痰は水のことで、喀痰もまたその中に含まれている.古人は怪病は痰として治せよ、といったが、これは診断のつきにくい不可解の病気は水の変として治療せよということである.


水飲(スイイン)


痰飲、胃内停水.


水逆(スイギャク)


 五苓散で奏効する嘔吐は、ひどく口渇を訴え水を飲むとたちまちその水を吐く.吐くとまた渇く.飲むと吐く.尿の不利がある.


水毒(スイドク)


痰病の原因となる水.


清穀(セイコク)


完穀下痢、不消化下痢.


清便(セイベン)


大便.


石淋(セツリン)


膀胱結石.


絶汗(ゼッカン)


脱汗、死の直前の多汗状態.


疝(セン)


 疝は元来腹の痛む病気のこと、金匱要略にも、腹満、寒疝、宿食篇があるが、後世になって、疝にいろいろの意味を持たせることになった.


譫語(センゴ)


うわごと


喘(ゼン)


呼吸困難。咳嗽(がいそう)=咳を伴う場合は、「喘咳(ぜんがい)」と言う。


喘鳴(ゼンメイ)


ヒューヒュー、ゼイゼイという音を伴う呼吸困難。


喘満(ゼンマン)


呼吸困難のために胸部がつまったように苦しい状態。


涎沫(ゼンマツ)


唾、よだれ


臓毒(ゾウドク)


直腸癌のような悪性の腫瘍.


蔵躁(ゾウソウ)


 ヒステリー.『金匱要略』に、”不仁の藏躁は、しばしば悲傷して哭せんと欲し、象(かたち)神霊の作す所の如く、しばしば欠伸す.甘麦大棗湯之を主る.”とある.

臓腑病(ゾウフビョウ) 慢性的な病状や、長く患っている病は、臓腑病として経別脈診部に現れる。臓腑病が本治部にあり、標治部に経絡病を伴う場合もある。

卒病(ソツビョウ)


急卒に起こる病.急病.


滞頤(タイイ)


俗に言う、よだれを流すこと、よだれのために、あごのただれること.


帯下(タイゲ)


 滞下とも書く.下痢を帯下と呼んだこともあるが、俗に言うコシケ、子宮からの分泌物、また子宮癌を指すこともある.


大逆上気(タイギャクジョウキ)


気が大いに上る事.


胎毒(タイドク)


 父母の遺毒によって起こると考え、乳幼児の顔面、頭部などの湿疹を胎毒とよんだ.胎毒下というのは、大黄川キュウの入った内服薬で、これで湿疹が治るところから、俗間では、毒が下がって治ると考えた.


濁飲上逆(ダクインジョウギャク)


胃部に停留する水毒のために起こる頭痛、めまい、嘔吐など.


蓄飲(チクイン)


胃内停水.


中焦(チュウショウ)


剣状突起の尖端より臍まで主として胃部に当たる.


中風(チュウフウ)


『金匱要略』の中風は脳出血、脳軟化症などから半身不随を起こしたもの.
『傷寒論』の中風感冒のような良性の熱病.


潮熱(チョウネツ)


 陽明病の時に見られる熱型で、悪寒を伴うことなく、潮が満ちてくるように時を切って熱が高くなり、そのときは全身にくまなく汗が出る.それは潮が満ちてくるときに海岸の砂も岩の間もしっとりとぬれるように.


調理(チョウリ)


病気の最後の仕上げのための養生、病気が大半癒えてから料理の薬を与える場合がある.


血の道(チノミチ)


婦人にみられる一種の神経症.


頭冒(ヅボウ)


頭に何かがかぶさっている重い感じ.


頭眩(ヅゲン)


めまい.


頭風(ヅフウ)


時を定めず発作的にくる頭痛.


鄭声(テイセイ)


 一種のうわ言で、低声で同じ事を繰り返していう.『傷寒論』に実なればすなわち譫語(センゴ)し、虚なればすなわち鄭声すとあり、虚証の患者のうわ言は、鄭声である.
 うわ言でも勢いのない声で、予後は良くない.


天行病(テンコウビョウ)


流行病、疫病、天行中風は流行性感冒、天行赤眼は流行性の結膜炎.


転胞(テンポウ)


 尿閉.『金匱要略』に”問うて曰く、婦人の病、飮食故の如く、煩熱臥するを得ず、しかも反って奇息する者は何ぞや、師の曰く、此を転胞と名づく、溺するを得ざるなり、胞系了戻(輸尿管捻転の意)するを以っての故に、此の病と致す.八味丸之を主る.”とある.


湯液家(トウエキカ)


鍼灸家(シンキュウカ)に対して薬を用いて病気を治療する医家を湯液家という.


湯発(トウハツ)


熱湯による火傷.


内傷(ナイショウ)


 外感に対する言葉で心身過労、不摂生から起こる病気を内傷とした.しかし外感と内傷を区別することは難しく、外に原因があっても、内にこれを受け入れる準備状態がなければ、発病はしない.だから古方派では内傷と外感とを区別しない.
・東洋医学の病理概念「七情の内傷なければ、六淫の外邪犯さず」


内攻(ナイコウ)


肌表の病毒が内臓に攻め入る.


茄子(ナス)


子宮脱出.


任脉(ニンミャク)


 経絡の1つで、会陰部からから起こって前に出て、陰毛の中に出て、まっすぐに臍を通り、更に上行して胸骨に沿ってのどを通り、唇に至る.これに23の経穴がある.


肉上粟起(ニクジョウゾクキ)


鳥肌のこと。


肉極(ニクキョク)


肉の一部が隆起する。目ぼし、ポリープ。


乳風(ニュウフウ)


乳房の腫れる病気.


熱(ネツ)


必ずしも体温の上昇を意味しない.熱感、炎症をも熱とよぶ.


熱利(ネツリ)


肛門に熱感のある下痢.


熱厥(ネツケツ)


熱が旺盛でしかも四肢の厥冷するもの.


膿漏(ノウロウ)


副鼻腔炎.


梅核気(バイカクキ)